F1ハンガリーGP:優勝オコン含む5名に召喚状…レースディレクター指示無視の疑い

初優勝を経て表彰台の上でガッツポーズを取るアルピーヌのエステバン・オコン、2021年8月1日F1ハンガリーGPにてCourtesy Of Alpine Racing

F1ハンガリーGPのスチュワードはハンガロリンクでの70周のレースを終えて、レースディレクターの指示に従わなかった可能性があるとして、優勝したエステバン・オコン(アルピーヌ)を含む5名を召喚した。

スチュワードが召喚状を出したのは以下の5名だ。

  • エステバン・オコン…レース後手順違反の疑い
  • セバスチャン・ベッテル…レース前手順違反の疑い
  • カルロス・サインツ…レース前手順違反の疑い
  • ランス・ストロール…レース前手順違反の疑い
  • バルテリ・ボッタス…レース前手順違反の疑い

ストロールとボッタスは1周目の事故でリタイヤしたが、オコンは優勝、ベッテルは2位、サインツは4位でレースを完走している。オコンは現地18時40分、他の4名は18時よりスチュワードと面会する。

オコンが問題視されたのは「レース後インタビューと表彰台セレモニーの手順」に関するもので、上位3人のフィニッシャーはピットレーンに戻った後、各々の順位の書かれたボードの前にクルマを停車しなければならないとされている。

続報:5名に叱責処分の理由

オコンはレース後、ピットに入らずに再度スタート・フィニッシュラインを通過。ピットレーン進入時にクルマを停めて徒歩でピットに戻っている。

他の4名に関してはレース前セレモニーや国歌斉唱など、レース前に定められた一連の手続きに関して何某かの違反があったと疑われているようだ。

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