F1オーストリアGP:リザルト大変動の可能性も…決勝終えて入賞者5名を含む計11名が審議に
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F1オーストリアGPのスチュワードは4日の決勝レースを終えて、ファイナルラップでの接触事故に関して2名を審議に掛けると共に、これに伴うダブル・イエローフラッグ下において十分な減速をしなかった可能性があるとして8名のドライバーに招集命令を出した。
5秒ペナルティが大量に発効された71周のレースの最終周、ターン5でセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)とキミ・ライコネン(アルファロメオ)が接触。AMR21とC41はグラベルに飲み込まれ、レースコントールはダブルイエローを提示した。
黄旗違反の恐れがあるとして審議対象となったのはカルロス・サインツ、セルジオ・ペレス、ダニエル・リカルド、シャルル・ルクレール、ピエール・ガスリーの5位から9位の入賞者と、ニコラス・ラティフィ、アントニオ・ジョヴィナッツィ、ニキータ・マゼピンの計8名だ。
これに加えて事故の当事者2名が調査される他、フェルナンド・アロンソの容赦ない追撃を交わせず11位に終わったジョージ・ラッセルも審議される。疑われているのはターン4でのブレーキング時の動きだ。ライコネンもまた接触事故とは別にラッセルと同様の件で調査を受ける。
審議を待つ他にないが対象者が計11名ということで、リザルトが大変動する可能性もありそうだ。