F1エミリア・ロマーニャGP:パワーユニット投入状況…ルノーとウィリアムズの計2台がエンジン交換

タンブレッロ・コーナー脇に設置されたアイルトン・セナの銅像copyright Red Bull Content Pool

国際自動車連盟(FIA)テクニカルデリゲートの正式発表を元に、2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP 決勝レース開催当日朝の時点における各ドライバー(マシン)毎のパワーユニット投入状況を以下にまとめる。

エンジン全開率70%を誇る美しき伝説のトラック、イモラ・サーキットでの週末に際しては、ルノー及びメルセデス製F1パワーユニット(PU)を搭載する2台がエンジン交換を行った。

ルノーとウィリアムズは各々エステバン・オコンとニコラス・ラティフィに対して、今季3基目となるICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-K、MGU-Hの計4コンポーネントを投じた。いずれもレギュレーションで許可された範囲内での交換であるため、現時点でこの2台に罰則が科される事はない。

V6ハイブリッド・ターボ導入7年目の今年は、年間最大3基のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kと、最大2基のES及びCEをペナルティなしに使用する事ができるが、チャンピオンシップの開催レース数が14以下、更には11以下に下がる毎に、使用基数が削減される仕組みとなっている。

現時点ではヤス・マリーナ・サーキットでのアブダビGPまでの全17戦の開催が計画されている。

F1エミリア・ロマーニャGP:パワーユニット投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
メルセデス L.ハミルトンHAM 3 3 3 3 2 2
メルセデス V.ボッタスBOT 3 3 3 3 2 2
フェラーリ S.ベッテルVET 3 3 3 2 2 2
フェラーリ C.ルクレールLEC 3 3 3 2 2 2
レッドブル・ホンダ M.フェルスタッペンVER 3 3 3 3 2 2
レッドブル・ホンダ A.アルボンALB 3 3 3 3 2 2
マクラーレン・ルノー C.サインツSAI 3 3 3 3 2 2
マクラーレン・ルノー L.ノリスNOR 3 3 3 3 2 2
ルノー D.リカルドRIC 3 3 3 3 2 2
ルノー E.オコンOCN 3 3 3 3 2 2
アルファタウリ・ホンダ D.クビアトKVY 3 3 3 3 2 2
アルファタウリ・ホンダ P.ガスリーGAS 3 3 3 3 2 2
レーシングポイント S.ペレスPER 3 3 3 2 2 2
レーシングポイント L.ストロールSTR 3 3 3 3 2 2
アルファロメオ K.ライコネンRAI 3 2 3 2 2 2
アルファロメオ A.ジョビナッツィGIO 2 2 2 2 2 2
ハース・フェラーリ R.グロージャンGRO 3 3 3 2 2 2
ハース・フェラーリ K.マグヌッセンMAG 3 2 2 2 2 2
ウィリアムズ・メルセデス J.ラッセルRUS 3 3 3 2 1 2
ウィリアムズ・メルセデス N.ラティフィLAT 3 3 3 3 2 2

F1エミリア・ロマーニャGP特集

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