ガスリー、ホンダの仕事を称賛「ストレートで何度も追い抜いた。今後が有望!」
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6月10日(日)に開催されたシーズン第7戦F1カナダGPを終えて、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはホンダが持ち込んだアップグレード版エンジンを称賛。今後のレースは有望だと笑顔を見せた。
予選16番手のガスリーは、決勝開始前にICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kを投入し19番グリッドからレースに挑んだ。次戦の母国フランスGPでグリッド降格を避けるための戦略的措置であった。
後方からスタートしたガスリーは、ロングストレートでオーバーテイクを重ねる等してポジションを8つアップ。終始ザウバーのシャルル・ルクレールと好バトルを繰り広げながら、ポイントまで後一歩の11位でフィニッシュした。
ホンダの最新エンジンは有望
ピエール・ガスリー決勝: 11位, グリッド: 19位
全体的に言って、僕にとっては本当に素晴らしいレースになったと思う。グリッド後方からスタートした後、たくさんのチャンスを作ることができたよ。でも、入賞まであと少しのポジションでフィニッシュするのは悔しいね!
レース中はシャルルに何度も接近したんだけど、終盤にフロントタイヤにダメージを負ってしまって追い抜く事が難しくなってしまったんだ。新しいパワーユニットは上手く機能してるよ。ストレートで何台ものマシンをオーバーテイク出来たし、今後のレースに期待が持てるよ。
ホンダは懸命に作業を続けカナダにアップグレードを持ち込んでくれた。これ以上ない素晴らしい仕事をしたと思うよ!今僕らがやらなきゃいけない事はすべてをまとめ上げ一貫性を見出すことだ。次はル・カステレで行われる僕のホームレースが待ち構えている。スッゴク楽しみだよ!
レースはフェラーリのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインを決めキャリア通算50勝目を上げた。2位はメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス、3位にはレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが続き、予選順位そのままの3名が表彰台に上がった。