失望ガスリー「全くの期待外れ」FP3で2番手刻むもQ1敗退…原因は前ブレーキトラブル

予選Q1敗退を喫して歩いてガレージに戻るアルファタウリのピエール・ガスリー、2022年6月18日F1カナダGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

6月18日のF1カナダGP公式予選でのドラマの一つはピエール・ガスリー(アルファタウリ)のQ1敗退だった。直前のFP3で2番手タイムを刻むも、まさかの16番手に終わった。原因はドライバーエラーではなくブレーキトラブルだった。

テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「FP3が上手くいったため、ピエールの予選は競争力ある結果が期待されたものの、予選中にフロントブレーキにかなりの問題が出てしまった」と説明した。

「フロントが酷くロックするなど、ブレーキ性能が安定せず、クルマのパフォーマンスを引き出すことができなかった。その結果Q1で敗退する事になった。根本的な原因を調査する必要がある」

期待してたのに全くの期待外れ

ピエール・ガスリー予選: 16位 / FP3: 2位

めちゃくちゃガッカリしてるし、本当に悔しい。FP3が良かっただけに予選も上手くやれると期待していたのに、全くの期待外れだった。

Q1そのものは良い滑り出しで、パフォーマンスにも満足していたのに、ピットに入った後にブレーキにトラブルが出てしまった。厳しい状況を強いられQ2に進むことができなかった。

タフな状況なのは明らかだけど、明日どうやって巻き返すかを検討するために、今夜は洗いざらい分析するつもりだ。


ウェットとなった2022年のF1カナダグランプリ予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)という結果となった。

2022年F1カナダグランプリ決勝レースは日本時間6月19日(日)27時にフォーメーションラップが開始され、1周4,361mのジル・ビルヌーブ・サーキットを70周する事でチャンピオンシップを争う。

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