フェルスタッペン、勝敗を分けたのは「最終コーナーの僅かなマージン」フェラーリ勢との超接戦を制してお膝元でポール!

ポールポジションを獲得してグランドスタンドのファンの声援に応えるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2022年7月8日F1オーストリアGP予選Courtesy Of Red Bull Content Pool

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は7月8日(金)に行われた2022 F1第11戦オーストリアGP予選で今季3度目、通算16回目のポールポジションを獲得した。歴代ランキングでシャルル・ルクレール(フェラーリ)を上回った。

フェルスタッペンはFP1で後続に0.255秒差をつけるトップタイムを記録すると、Q1を3番手、Q2を2番手で突破してポールポジション争いへと駒を進めた。

最終計測ではまず、ルクレールが暫定ポールに立った。フェルスタッペンは第2セクターまで自己ベストに届かなかったものの、第3セクターで巻き返し、1000分の29秒差でポールをかっさらった。

3番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)までは1000分の82秒と、2020年のサクヒールGPでバルテリ・ボッタス、ジョージ・ラッセル、フェルスタッペンが0.056秒差で並んで以来、最も激しい争いとなった。

チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「最終コーナーでほんの僅かに速かったことが勝敗を分けた」と指摘した。

最終セクターでの攻めが功を奏した

マックス・フェルスタッペン予選: 1位 / FP1: 1位

今日の結果は間違いなく満足できるものだった。

Q3の最終ラップでターン1とターン3がベストじゃなかったから、残りのラップを完璧に決めなきゃならない状況だった。

第1・2セクターでタイムを落としてしまい最終セクターで積極的に攻めたんだけど、結果的にそれが功を奏した。

良いセッションだったし、今回もフェラーリと張り合う事ができて良かったよ。

今シーズンはこれまでのところ、僕らのクルマは予選が弱い一方、レースでは調子が良いから、明日はスプリントで競争力を発揮できる事を祈ってる。


F1オーストリアGPの2回目のフリー走行は日本時間7月9日(土)19時30分から、スプリントレースは同23時30分からレッドブル・リンクで開催される。

F1オーストリアGP特集

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