ピエール・ガスリー、角田裕毅に先行許す「追う立場でセッションに取り組んだ感じ」
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アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは7月2日(金)に行われたF1第9戦オーストリアGP初日プラクティスで共にチームメイトの角田裕毅の後方に甘んじた。
ガスリーは午前のオープニングセッションで僚友に0.252秒遅れの9番手、午後のFP2では1000分の23秒遅れの7番手に留まった。
FP1のガスリーのタイムについてチーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは「ソフトでのクリーンラップが得られなかったため、FP2に向けては改善の余地があった」と説明した。
初日を終えたガスリーは、パワーユニットのトラブル、そしてシャルル・ルクレール(フェラーリ)との接触事故によって先週末のFP2と決勝レースで走行できなかった事に触れ「今日は追う立場でセッションに取り組んだ感じ」と振り返った。
追う立場でセッションに取り組んだ感じ
ピエール・ガスリーFP2: 9位(38周) FP1: 7位(36周)
先週末のFP2とレースで全く走行できなかったため、今日は少し追う立場でセッションに取り組んだ感じだった。
それでもロングランに時間を割き、タイヤに対する理解を深める事が出来たし、前向きな材料をたくさん得ることができた。それに依然としてクルマにペースがある事も分かった。
とは言え、先週末とは異なるコンディションに少し手こずってしまったのは確かだから、今夜はエンジニアの皆と一緒に幾つかの点について確認して、明日に向けて変更を加えていくつもりだ。
初日をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン。2番手にバルテリ・ボッタスが続きメルセデスがタイムシートのトップを独占した。3番手にはマックス・フェルスタッペンが続く結果となった。
F1オーストリアグランプリ3回目のフリー走行は日本時間7月3日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってレッドブル・リンクで開催される。