ホンダF1 田辺「身が引き締まる思い…ポジティブな気持ちで挑む」F1オーストラリアGP Preview 2018
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23日に開幕するF1オーストラリアGPに先立って、ホンダF1の現場責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターが抱負を語った。今年、前任の長谷川祐介からバトンを受け継いだ田辺にとっては久々のフォーミュラ1の実戦、トロロッソ・ホンダとしての新たな旅路に向けて第一歩を踏み出す。
田辺 豊治ホンダF1現場責任者
レッドブル・トロロッソ・ホンダとしての新たな船出となる2018年シーズンがいよいよ開幕します。チームはこの日のために多くの努力を重ねてきました。限られた時間の中でSTR13を仕立て上げ、バルセロナで行われたウインターテストを終了する事ができました。シーズン開幕に向け良い準備が出来たと思っています。ポジティブな勢いのままメルボルンへと向かいます。
開幕戦が開催されるアルバート・パークは、ストレートと90度コーナーが組み合わされたストップアンドゴー型のサーキットで、一部グリップの低い公道も含まれます。パワーユニットにとっては、出力だけではなくドライバビリティーも要求されるトラックですので、プラクティス走行で双方の最適化を図り、予選とレースに臨みます。
私自身、久しぶりのF1開幕戦になります。身の引き締まる思いと共に良い緊張感に包まれています。これまでの自分たちの努力を信じてチーム一丸となってレースに挑みます。