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フェルナンド・アロンソのインディカーマシン非公開テストの模様を収めた動画が公開された。トリプルクラウン達成まで後一つと迫まるアロンソは今季限りでF1を引退し、インディアナポリス500マイルレースでの優勝を目指して、米インディカー・シリーズへのフル参戦を検討している。
テストはメディアをシャットアウトした完全非公開の中で9月5日水曜に行われ、アロンソはロードコース仕様の2018年型インディカーマシンをドライブ。2010年からインディカーの舞台となっているアラバマ州のバーバー・モータースポーツ・パークを駆け抜けた。
動画では、アロンソの走行風景と共に、セッション中に行われたインタビュー映像が収録されている。テストに協力したアンドレッティ・オートスポーツは、今年のインディ500でカルロス・ムニョスがドライブしたマシンをアロンソのために提供。アロンソは昨年のインディ500での出走経験を持つものの、ユニバーサルエアロキットを搭載した今季型マシンをドライブするのは今回が初めて。
「去年から既にロードコースでのテストのチャンスを狙ってたんだ。インディ500が終わった後に何回かチャンスはあったんだけど時間が取れなくてね。でも、今日こうして乗れて嬉しい。新しいマシンをドライブしたり、チームやエンジニアの皆から新しい事を学んだり経験したりするのが好きなんだ」
「ウェット、インター、ドライとあらゆる状況で走行できて運が良かったよ。どのコンディションでも良い感触だった。午後はちょっと風が強かったけど、全体的に言えば良い一日だった」
「ロードコースを走る方が好みと言えば好みなんだけど、オーバルコースでスリップストリームやトラフィックを使ってオーバーテイクするのも大好きだよ。キャリアを考えればロードの方が僕に好みだとは思うけど、インディ500での経験が本当に良かったから、今はロードもオーバルも同じ位好きだよ。インディではコース上のアクションも多いしね」