Q3進出のアルボン、F1オランダGP予選失格の危機に…アップデートされたFW46の技術規定違反で
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ウィリアムズFW46のフロアがF1技術規定第3条5項1号a)に違反していることが発覚したことで、8月24日(土)のF1オランダGP予選で最終Q3に進出し、8番手タイムを刻んだアレックス・アルボンが失格の危機に直面した。
FIAのテクニカル・デリゲートを務めるジョー・バウアーは予選を経て、23号車ウィリアムズFW46の調査を行い、フロアボディがレギュレーションで規定されている規定寸法に収まっていないことが判明したとして、本件をスチュワードに報告した。
報告を受けジョニー・ハーバートを含む4名の競技審判団はアルボンとウィリアムズのチーム代表者を召喚した。現地18時30分より聴聞会が行われる。
技術規定違反は問答無用の失格処分の対象となるため、違反の事実が認定された場合、アルボンは予選から失格となる見通しだ。
ウィリアムズはザントフォールト・サーキットに今季初の大規模なアップグレードを持ち込んだ。これには完全に刷新されたフロアが含まれている。
同じFW46をドライブするローガン・サージェントはFP3でのクラッシュにより、クルマの修復が間に合わず予選を欠場した。アルボンと同じスペックのフロアを装着して予選に出場していた場合、2台揃って失格の危機に立たされた可能性がある。
なおスチュワードは、プラクティスを通して適切なタイムを記録したとして、サージェントに対して決勝レースへの参加許可を与えた。
2024年シーズンの第8戦モナコGPでは、新型リアウィングのクリアランス違反により、ハースのニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンが予選失格処分を受けた。