F1アブダビGP《予選》ハイライト動画:角田裕毅、恩師に捧げる渾身のキャリアベスト
Published:
2023年FIA-F1世界選手権第23戦アブダビGP予選では、今季19勝目を狙うマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールを獲得した。
恩師フランツ・トストの引退レースに華を添えたいとする角田裕毅は(アルファタウリ)は、最終戦にしてキャリアベスト、今季最上の6番手を刻んだ。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)は暫定9番手を経て、最終ラップでフェルスタッペンに0.139秒差の2番手に躍り出た。3番手にはコンマ2秒遅れでオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続く結果となった。
予選:ハイライト動画
3番手でQ1突破を果たした角田裕毅は、Q2で8番手タイムをマーク。日本GP以来、今シーズン4回目のQ3進出を果たすと、0.116秒差でフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)を抑えて予選6番手を獲得した。
カルロス・サインツは(フェラーリ)0.138秒及ばず衝撃のQ1敗退を喫した。メルセデスを破ってのコンストラクターズ選手権2位を狙うフェラーリにとって大きな打撃となった。
メルセデス勢はジョージ・ラッセルが4番手タイムでQ3に進んだものの、これにより僚友ルイス・ハミルトンは11番手に蹴落とされQ2でノックアウトとなった。ラッセルは最終的に4番グリッドを確保した。
フリー走行3:ハイライト動画
ラッセルが1分24秒418を記録し、FP1に続いてタイムシートのトップに立った。角田裕毅は9番手につけた。
マクラーレン勢は、最終コーナーで大きくスライドしながらもランド・ノリスが僅か0.095秒遅れの2番手を刻み、オスカー・ピアストリがコンマ4秒遅れの3番手と、後の予選に繋がる好走を披露した。
2023年F1アブダビGP決勝レースは日本時間11月26日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周5,281mのヤス・マリーナ・サーキットを58周する事でチャンピオンシップを争う。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。