14歳のライダー、ウーゴ・ミリャンが悲劇的クラッシュで死亡

モーターランド・アラゴンCourtesy Of HRC

スペイン出身のライダー、ウーゴ・ミリャン(Hugo Millán)が7月25日にモーターランド・アラゴンで開催されたヨーロピアン・タレント・カップの第1レースで事故死した。14歳という若さだった。

ウーゴ・ミリャンは第7戦の14周のレースを2番グリッドからスタート。首位争いを繰り広げていた2周目のターン5でハイサイドに見舞われコース中央に転倒し、コース外に逃れようとしたものの後続車に衝突された。

メディカルチームが現場に駆けつけサーキット内のメディカルセンターに搬送されたが死亡が発表された。

赤旗中断を経てレースは9周に短縮されリスタートを迎えたが、死亡が発表された後、第2レース及びMoto2ヨーロピアンチャンピオンシップの第2レースは中止された。

ウーゴ・ミリャンは今季、2回のポールポジションと4回の表彰台を獲得。ポイントランキングでも2位につけるなど好調なシーズンを送っていた。

8度の世界王者であり、バイクレースの最高峰、MotoGPに参戦する同国出身のマルク・マルケス等、多くの関係者が哀悼の意を表した。

https://twitter.com/suzukimotogp/status/1419275819906646019

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