2017年F1中国GP《決勝》結果とダイジェスト – ハミルトンのポール・トゥ・ウィン!名勝負続出の56周copyright SkySportsF1

2017年F1中国GP《決勝》結果とダイジェスト – ハミルトンのポール・トゥ・ウィン!名勝負続出の56周

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F1中国GP決勝レースを制したのは、ポール・トゥ・ウィンを飾ったメルセデスのルイス・ハミルトン。2位にはフェラーリのセバスチャン・ベッテル、3位には16番手スタートからの追い上げを見せたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが続く結果となった。

開幕戦オーストラリアGPでフェラーリに敗北し2位に甘んじたメルセデス、中国GPではポール、優勝、ファステストラップ、全周ラップリーダーの4冠を獲得し前回の雪辱を果たす結果に。

2017年F1中国GP決勝結果
©F1

マクラーレン・ホンダはストフェル・バンドーンが燃圧トラブルで、フェルナンド・アロンソはドライブシャフトの破損によってそれぞれリタイヤを喫した。

スタート直後の2度のイエロー

気温12度、路面温度15度という寒さで始まった中国GP決勝レース。予想された降雨もなく路面も多くの箇所が乾いている中、各チームはスタート時のタイヤチョイスで非常に難しい選択を迫られる。トロ・ロッソのカルロス・サインツだけがスーパー・ソフトを選択し勝負へ出る。残りの全車はインターミディエイトでレースをスタート。

1周目、ランス・ストロールが10コーナー内側にいたペレスに気づかずマシン同士が接触、そのままグラベルに突っ込み1周も終えることなくレース終了となった。まさに有言実行のクラッシュ。このアクシデントによりペレスはパンク、コース上にはバーチャルセーフティーカー(VSC)が出動。このタイミングを利用してドライタイヤに履き替えるマシンが続出。上位勢は推移を見守る。

イン側にいたペレスに気づかずクラッシュしたランス・ストロール
©F1

VSC下の4周目、予選Q1と同じくザウバーのアントニオ・ジョヴィナッツィが最終コーナーでスピン。そのままホームストレート脇の壁に激突しセーフティカーが出動。ホームストレートが塞がれてしまったため、マシンはピットレーンを走行。先程タイヤ交換をしなかったマシンもここで一気に交換。大部分がソフトタイヤに履き替え1ストップを狙う。ジョヴィナッツィにとっては2セッション連続かつ全く同じ箇所でのクラッシュであり、印象悪化は避けられない。参考:《動画》ジョヴィナッツィのクラッシュ

2017年中国GP決勝でまたもクラッシュしたアントニオ・ジョヴィナゥツィ
©F1

8周目のリスタート直前、5位を走行していたボッタスがスピン、12位まで大きく順位を下げる。ボッタスの表彰台はここで潰えた。グリッド後方スタートのフェルスタッペンは混乱に乗じて16位から一気に3位に躍り出る。後方ではSSタイヤスタートの博打に出たサインツがファステストラップを連発。レース後このタイヤ選択は自身の希望であったが、チームからは正気を疑われた(笑)と語っている

見応え抜群!フェラーリvsレッドブルの白熱バトル

19周目、MGU-Kの運用に問題を抱えていたライコネンに対して、ベッテルが6コーナーのブレーキングでイン側からオーバーテイク。4位に上がりリカルドを狙う。その3周後、ベッテルは先ほどの6コーナーで今度はアウト側からリカルドに仕掛ける。6コーナーでの立ち上がりでサイド・バイ・サイドとなった両者、時速270kmという超高速下で両マシンのタイヤが激しく接触、タイヤ側面に塗られた赤と黄色の塗料がきれいに剥がれ落ちる。これでベッテルは3位に浮上。今日のレースのハイライト。

サイド・バイ・サイドの勝負を演じるベッテルとリカルド
©SkyF1Insider

28周目、2位を走行中のフェルスタッペン、バックストレートエンドの14コーナーでタイヤをロックアップさせる。止まりきれずコースオフしたことでベッテルは2位へ。フロントタイヤにフラットスポットを作ってしまったフェルスタッペンはピットインし再度新品スーパーソフトタイヤに履き替えることになった。

タイヤをロックアップさせてしまったフェルスタッペン
©F1

ダブルリタイヤのマクラーレン・ホンダ

18周目、バンドーンは燃料圧力の問題でガレージインしそのままリタイヤ。一方のアロンソは、荒れたコンディションを利用し13番手スタートから大きく順位を上げ一時は7番手を走行。このままポイント獲得かと思われたが、30周目を過ぎたところで突如左のドライブシャフトが破損、2戦連続無念のリタイヤとなった。

週末を通してエンジントラブルは一度もなかったものの、オーストラリア同様に車体側のトラブルが続いている。

2017中国GPでリタイヤの喫したマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ
©F1

決勝順位とタイム

各ドライバー毎の順位とラップタイムは以下の通り。

Pos No Driver Team Laps Time Pts
1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 56 1:37:36.158 25
2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 56 +6.250 18
3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー 56 +45.192 15
4 3 ダニエル・リカルド レッドブル・タグホイヤー 56 +46.035 12
5 7 キミ・ライコネン フェラーリ 56 +48.076 10
6 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 56 +48.808 8
7 55 カルロス・サインツ トロロッソ 56 +72.893 6
8 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 55 +1 lap 4
9 11 セルジオ・ペレス フォースインディア・メルセデス 55 +1 lap 2
10 31 エステバン・オコン フォースインディア・メルセデス 55 +1 lap 1
11 8 ロマン・グロージャン ハース・フェラーリ 55 +1 lap 0
12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 55 +1 lap 0
13 30 ジョリオン・パーマー ルノー 55 +1 lap 0
14 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ・メルセデス 55 +1 lap 0
15 9 マーカス・エリクソン ザウバー・フェラーリ 55 +1 lap 0
NC 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 33 DNF 0
NC 26 ダニール・クビアト トロロッソ 18 DNF 0
NC 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 17 DNF 0
NC 36 アントニオ・ジョヴィナッツィ ザウバー・フェラーリ 3 DNF 0
NC 18 ランス・ストロール ウィリアムズ・メルセデス 0 DNF 0

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