アルボンは「甚大なダメージ」を負ったとウィリアムズ、フェルスタッペン同様にF1マイアミGPで餌食に
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ウィリアムズのジェームズ・ヴァウルズ代表は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と同じようにアレックス・アルボンがF1マイアミGPのボラードの餌食となり、フロアに「甚大」なダメージを負ったと明かした。
フェルスタッペンはマイアミでの57周のレースの22周目、ターン13・14のシケインに設置されたボラードに衝突。デブリの回収のためにバーチャル・セーフティーカー(VSC)が導入された。
事故についてレース後の会見の中でフェルスタッペンは「特に違和感はなかったし、ペースも変わらなかったし、どうなんだろうね。もしかするとダメージを負っていたのかもしれないけど、僕には分からない」と語った。
しかしながらチーム代表のクリスチャン・ホーナーが説明したように、ボラードが取り付けられていた台座と衝突したことで、実際にはフロア後部が破損していた事が判明。これに続き、アルボンも同じようにフロアを壊していた事が明らかとなった。
ヴァウルズは恒例のレース後「ヴァーディクト」動画の中で、アルボンがレース中に抱えたタイヤに関わる問題の原因についてのファンからの質問に対して「アレックスがレース中に起こした酷いロックアップの件に関しては、タイヤとは関係なかった」と説明した。
「アレックスは50周目、フェルスタッペンと同じボラードを横切った結果、フロアを損傷した。ダメージは甚大だった。当初はどれだけのダメージなのか分からなかったが、1周後にハッキリとした。それは1秒程度のパフォーマンスに相当するものだった」
「それにより彼は、ターン11に向かってのブレーキングの際にタイヤをロックアップさせる事となり、ポジションを洗いざらい失ってしまった。クルマを止めるためのダウンフォースがなかったためだ」
13番手からスタートしたアルボンは終盤に向けてスタートポジションを維持していたが、53周目に最後尾に転落し、そのままのポジションでレースを終えた。