パワー炸裂?レッドブルホンダの直線スピードに仰天するベッテルとハミルトン「何か疑わしい」

P1ボードとレッドブル・ホンダRB15、2019年F1ブラジルGP予選にてcopyright Red Bull Content Pool

F1ブラジルGP予選でマックス・フェルスタッペンにポールを奪われたセバスチャン・ベッテルは、インテルラゴスでのレッドブル・ホンダRB15のストレートスピードに「驚いた」と語り、”不正行為”ではとの疑いの眼差しを向けた。

インテルラゴス・サーキットは標高800mとやや空気が薄い事に加えて、ターン12からターン1にかけて1.2kmを超える長さの上り坂のストレート区間があり、パワーユニットの性能が試される。そのような背景もあって、1.6リッターV6ハイブリッド・ターボエンジンが導入された2014年以降、ブラジルでのポールはメルセデスが独占し続けてきた。


© Getty Images / Red Bull Content Pool

ホンダはフェラーリと遜色ない、とベッテル

だが、16日に行われた予選では、フェルスタッペンが3ラウンド全てで最速を刻みポールポジションを獲得。一発の速さで圧倒するフェラーリと、インテルラゴスでトップを張り続けてきたシルバーアローを蹴散らしてみせた。3位に留まったルイス・ハミルトンは、レッドブルに届かなかったのは「ストレートでタイムをロスしたから」だとの考えを示した。

2位に甘んじたベッテルは、予選後トップ3会見の場で「ちょっとビックリしたよ。ただ速いだけじゃなくストレートでも速いんだからね」とコメント。更に、オースティンでの”不正発言”のお返しとばかりに、左隣に座っていたフェルスタッペンの方を見て「ちょっと疑わしいよ」と語り、ニヤリと笑った。

前戦アメリカGPでは、フェラーリの驚異的なパワーの秘密の1つとみなされていた燃料流量に関するレギュレーションが明確化されたわけだが、その後行われた予選及び決勝でフェラーリが失速した事についてフェルスタッペンは「不正をやめたからだ」と主張。これがフェラーリ陣営の反感を買っていた。

ベッテルは「新しいスペックのエンジンが導入されたわけじゃないだろうし、少しサプライズだった」と続ける。「僕らは常に他のチームよりもストレートで少し速いわけだけど、今日のマックスとアレックス(アルボン)は僕らと遜色ない速さだったからね。理由は分からないよ。僕らの方は何も変わった事をしてないんだから」


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メルセデスを凌駕している、とハミルトン

ハミルトンもまたベッテルと同様に、レッドブル・ホンダのパフォーマンスに不意を突かれたようで「まさかここまでとは予想してなかったよ。だってこの前のレースでは、彼らに僕らを打ち負かすようなスピードなんてなかったはずだからね」と語り、次のように続けた。

「それに、彼らはミドルセクターで最速だったんだ。つまり、僕らと彼らは互いのクルマに同じレベルのダウンフォースを付けていたって事だ。(にも関わらず、ストレートでのゲインが大きかったという事は)彼らの方がより多くのエンジンパワーを持っているって事だ」

「標高が高い点に秘密があるかもしれないけど、そのパワーがどこから来てるのかは皆目検討がつかないね」

今週末のRB15が高いパフォーマンスを発揮できた理由はどこにあるのか? クリスチャン・ホーナー代表はSky Sportsのインタビューに対して「全てホンダのおかげだ。彼らは途方も無い仕事をしてくれている」と語っている。

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