ゲームを熱く語るハミルトンに突っ込むフェルスタッペン、冗談を飛ばして笑い合う
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F1カナダGPの開幕を前にした記者会見場には、昨シーズンを通して熾烈なタイトル争いを繰り広げたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が冗談で笑い合う姿があった。
モントリオールに到着後、ハミルトンはどういうわけか中古ゲームショップへと足を運び、1988年にセガが発売した家庭用ゲーム機「メガドライブ」を衝動買いし、「アイルトン・セナ スーパーモナコGP II」をプレイ。その様子を動画に撮ってSNSに公開した。
会見の中でハミルトンは、旅先でゲーム機を購入したその理由について、目をキラキラさせながら「昔のゲームをやりたくてうずうずしてたんだ」を説明した。
「実は最近、昔のNINTENDO64を買ってね。まぁ実際には買ったわけじゃなく、倉庫で見つけたんだけど。それでゴールデンアイ007を手に入れたんだ」
「そんな経緯で(カナダに)到着した後、マリオカートを買いに行ったんだけど、NINTENDO64は置いてなくてさ」
「それでセガのメガドライブ、いやセガ・ジェネシス(北米での名称)か、を買ったんだけど、そこにセナのゲームがあって『完璧じゃん』と思って両方手に入れたんだ」
「そんなこんなで、ここ2、3日は夜な夜なセナのゲームで走ってるんだ。そんなに速くないんだけどね(笑」
ゲームを熱く語るハミルトンの隣に座っていたのはフェルスタッペンだった。
何かにつけて冗談を飛ばしたがる24歳のオランダ人ゲーマーは「ポーパシングの問題は出てないの?」と隣を向いた。
ハミルトンは間髪入れずに「ないよ!ポーパシングなんて(笑」と返し、2人揃って声を上げながら屈託なく笑い合った。
フェルスタッペンはシムレースを主戦場とするゲーマーだが、時には昔のゲームも楽しむと言う。
「たまにね、休みの日とか。やるよ、だって楽しいじゃん? 気楽に楽しめるし、技術的なことも必要ないし。友達と一緒にさ、ちょっと楽しいよね」