フェルスタッペン、予選不振のペレスに”耳が痛すぎるジョーク”…レッドブル移籍後ワーストシーズン
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マックス・フェルスタッペンはF1第11戦イギリスGP予選を終えて、不振が続くレッドブルのチームメイト、セルジオ・ペレスにとって耳が痛いジョークを飛ばした。
フェルスタッペンがポールポジションを獲得した一方、ペレスは早々にQ1敗退を喫した。赤旗に翻弄されたと釈明したが、ジェンソン・バトンは異なる見解をぶつけた。
ペレスがQ3進出を逃したのは5戦連続。昨年は22戦の中で2回、一昨年は22戦中、3回だった。レッドブル移籍後としては疑いようのないワーストシーズンだ。
如何に今季RB19が圧倒的な速さを誇っているとは言え、そしてペレスが如何にレース巧者であるとは言え、逃したであろう1-2フィニッシュの数を含めて、レースリザルトへの影響は明らかだ。
オランダ国内の複数のメディアによるとフェルスタッペンは、ペレスの予選についての見解を問われ「どうして上手くいかなかったのかは分からないけど、当然、僕らのクルマを以てすればQ3には進まなきゃならない」と答えた。
そして「もちろん僕らはコンストラクターズタイトルを目指して戦っているけど、今のところは僕一人でやれると思う」と冗談を飛ばした。
開幕9戦を終えてフェルスタッペンは計229ポイントを獲得しているが、これはコンストラクターズ選手権2位につけるメルセデスの総獲得ポイントより51ポイントも多い。
シルバーストン・サーキットで行われた予選トップ3会見にフェルスタッペンと共に出席したのはチームメイトではなく、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリだった。
「ここで二人を見れて嬉しいよ。彼らのチームにとって素晴らしい結果だ」とフェルスタッペンは語る。
「特に彼らの今シーズンの出だしを振り返ると尚更だし、ここでのパフォーマンスは本当に印象的だ」
「彼らの事を思うと僕も嬉しいし、明日も力強いレースをしてくれればって思ってる」
2023年F1イギリスGP予選ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手にランド・ノリス、3番手にオスカー・ピアストリが続き、マクラーレンが地元ファン喝采の好成績を収めた。
決勝レースは日本時間7月9日(日)23時にフォーメーションラップが開始され、1周5891mのシルバーストン・サーキットを52周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。