2022 F1アメリカ PU投入状況:レッドブルやフェラーリを含む4台が降格ペナルティ

ガレージに運び込まれるセルジオ・ペレスのレッドブルRB18、2022年10月21日F1アメリカGP FP1Courtesy Of Red Bull Content Pool

国際自動車連盟(FIA)のF1テクニカル・デリゲートによる発表を元に、2022年F1第19戦アメリカGPにおける各ドライバー毎のパワーユニット(PU)投入状況を以下にまとめる。本ページは必要に応じて随時アップデートされる。

初日FP1の終了を待たずに早くも、セルジオ・ペレス(レッドブル)と周冠宇(アルファロメオ)のグリッド降格ペナルティが確定した。2人は今季5基目のICE(内燃エンジン)を開封。5グリッド降格を受ける。

また2日目のFP3を前にしては、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が今季6基目のICEおよびターボの投入で10グリッド降格を、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が6基目のICE開封で5グリッド降格を受ける事が決まった。

FP3開始時点
Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
マックス・フェルスタッペン 7
セルジオ・ペレス 5 7
シャルル・ルクレール 6 6
フェルナンド・アロンソ 6
周冠宇 5

ギアボックスに関しては、ジョージ・ラッセル(メルセデス)とアレックス・アルボン(ウィリアムズ)のGBX C&C(ケース及びカセット)およびGBX DL(駆動系、ギアチェンジ、補助コンポーネント)が年間上限の4基目に達した。もう後はない。

V6ハイブリッド・ターボ導入9年目の今年はICE(内燃エンジン)、ターボ、MGU-H、MGU-Kが各々年間3基まで、CE(コントロール・エレクトロニクス)、ES(バッテリー)は各2基まで、そしてエキゾースト・システムは年間8セットまでに使用が制限されている。

F1アメリカGP:パワーユニット投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
メルセデス G.ラッセルRUS 4 4 4 4 3 3 4
L.ハミルトンHAM 4 4 4 4 2 2 4
レッドブル・RBPT M.フェルスタッペンVER 5 4 4 4 3 3 7
S.ペレスPER 5 3 3 3 2 2 7
フェラーリ C.ルクレールLEC 6 6 5 5 3 4 9
C.サインツSAI 5 5 5 6 3 4 7
マクラーレン・メルセデス D.リカルドRIC 3 3 3 3 2 2 3
L.ノリスNOR 4 4 4 3 3 3 5
アルピーヌ・ルノー F.アロンソALO 6 5 5 4 4 4 6
E.オコンOCN 5 4 4 4 3 3 6
アルファタウリ・RBPT P.ガスリーGAS 4 4 4 4 3 3 7
角田裕毅TSU 6 6 6 6 3 3 7
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 3 3 3 3 2 2 3
S.ベッテルVET 3 3 3 3 2 2 3
ウィリアムズ・メルセデス A.アルボンALB 3 3 3 3 2 2 3
N.ラティフィLAT 3 3 3 3 2 2 3
アルファロメオ・フェラーリ V.ボッタスBOT 6 7 7 4 2 3 7
周冠宇ZHO 5 4 4 3 2 3 7
ハース・フェラーリ K.マグヌッセンMAG 5 5 5 4 2 2 7
M.シューマッハMSC 5 4 4 4 2 3 7

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