ダニエル・リカルド「いい気分」復帰2日目の初レースで12位…初日を経て深めた自信

12位で終えたスプリントを経てパルクフェルメに立つダニエル・リカルド(スクーデリア・アルファタウリ)、2023年10月21日(土) F1アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)Courtesy Of Red Bull Content Pool

スクーデリア・アルファタウリのダニエル・リカルドは骨折による長期離脱後、自身初となるスプリントレースで12位フィニッシュを飾った。僅かな走行時間ながらも、フリー走行と予選が行われた初日を経て、自信を以てAT04をプッシュできるようになったという。

スプリントに先立ち行われたF1第19戦アメリカGPシュートアウトでは、復帰2日目にしてSQ3まで0.031秒の11番手を刻み、ジョージ・ラッセルの降格を経て10番グリッドに着いたスプリントでは、残り6周の段階で13番手にまで順位を落としていたが、ランス・ストロールを追い抜き12位でクルマを降りた。

ヘルメットを脱いだリカルドは「SQ2のラップは満足のいくものだった。これほどQ3に近づけるなんて、大いに刺激になった。今の僕らにとって、これは高いハードルだからね」と振り返った。

「昨日からクルマのセットアップを変更できていないにも関わらず、SQ1からSQ2に向けて前に進めたから本当に満足だよ」

「初日を経て幾つか宿題をこなして、色々と試行錯誤したおかげで、これまで以上に自信を持ってプッシュする事ができた」

「今日も明日もレースができるなんて最高だね。こうしてレースに戻ってこれて本当に良かった。いい気分だよ」

「レース中の僕自身のドライビングに関しては、満足できた事もあれば、そうじゃないものもあった。明日に向けて改善できるはずだ」

「気温やタイヤの状態によってグリップが低く感じられる場合があるし、特にコーナー毎に新しいアスファルトと、そうじゃないものが混在している事で、クルマの挙動に影響が出ているんだけど、最終的にはまずまずのペースがあったから勇気づけられたし、明日が楽しみだよ」


2023年F1アメリカGPスプリントではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポール・トゥ・ウインを飾った。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションに着く決勝レースは日本時間10月22日(日)28時より、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を56周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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