クビアト、13番手でQ2敗退するも「重要な局面で速さを示せて自信につながった」F1アメリカGP《予選》
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2日(土)のF1アメリカGP公式予選を振り返ったトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは「重要な局面で速さを示せて自信につながった」と語った。クビアトは今週末、一貫してチームメイトのピエール・ガスリーに遅れを取り続け、マシンの扱いに手を焼いていた。
予選ではQ2敗退を喫し、結果としては13番手と奮わなかったが、刻んだ1分33秒785の自己ベストタイムは4輪脱輪のために抹消されており、Q3に進出したガスリーの10番手タイム(1分33秒601)とのギャップは0.184秒と、さほど見劣りするものではなかった。
テクニカルディレクターを務めるジョディ・エジントンは「ダニーは予選でまずまずの走りに落ち着いたが、Q2で記録したベストタイムは、ターン19のトラックリミットのために抹消されてしまった。そのため、11番手から13番手に後退した」と説明した。
重要な局面で速さを示せて自信につながった
ダニール・クビアト予選: 13位, FP3: 14位
今週末はずっとクルマに手こずってるけど、Q2に入ってからはクルマの状態が少し良くなったように感じたし、クルマを改善するために何が必要なのかが分かってきた。そういう意味では、厳しい状況から脱したわけで、自分のQ2のラップには満足している。逆に、重要な局面で速さを示せて自信につながったよ。
ほんの僅かにコースを外れただけでタイム抹消になってしまったのは残念だけど、ルールはルールだからしょうがないね。明日の決勝は13番手からのスタートになるけど、全力を尽くして良いレースができればって思ってる。今年はいつも予選より決勝の方が良い感じだから、明日はクルマから良いペースが引き出せる事を願うよ。
ポールポジションはメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス。フロントロウ2番手にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが並び、セカンドロウにはマックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールが並ぶ結果となった。
2019年F1第19戦アメリカグランプリ決勝レースは、日本時間11月3日(日)28時10分にスタート。1周5516mのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を56周する事で勝敗を決する。