角田裕毅、同士討ちについて”全面的な責任”認め「特にガスリー」に対して深く謝罪

セッションに向けて準備する角田裕毅(アルファタウリ)、2022年7月1日F1イギリスGPフリー走行Courtesy Of Red Bull Content Pool

7月3日(日)のF1第10戦イギリスGPで発生した僚友ピエール・ガスリーとの接触事故についてアルファタウリの角田裕毅は「完全に僕のミス」との認識を示し、ファンを含めて関係各所に改めて謝罪した。

レース直後、角田裕毅は「チームに謝罪したい」とする一方、ガスリーのディフェンスラインに関しては、100%自身に過失があるかどうか確信が持てていない様子をうかがわせた。

「十分なスペースがあったと思うか」と問われた角田裕毅は、互いにバトルしている以上、ガスリーも出来るだけ相手に与えるスペースを最小限に抑えたかったはずだとした上で、自身が望んでいた程、十分なものではなかったと答えた。

だがその後、SNSを通して100%自身に責任があると認め、「特にピエール」に対して深く謝罪した。

「まず最初に、周とアレックスの無事が聞けて本当に嬉しく思います」

「ピエールとの接触については、チーム、ファクトリーのみんな、ファンのみなさん、そして特にピエールに対して、深くお詫び申し上げます」

「あれは完全に僕のミスでした」

「オーストリアではもっと強くなって戻ってきたいと思います」

copyright Instagram@yukitsunoda0511

ピエール・ガスリーとの接触事故についての謝罪を掲載した角田裕毅(アルファタウリ)のInstagramストーリー、2022年7月3日

一件に関してガスリーはレース直後、事故は「不必要」なものだったとする一方、公の場では詳しく話したくはないとして、詳細に踏み込む事を拒んだ。

チーム側は角田裕毅の方に問題があったと考えているようで、テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは角田裕毅のターン3での動きを「避けるべきものだった」と指摘し、「チームとして腰を据えて必要な話し合いをしていくつもりだ」としていた。

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