フェルスタッペン、派手な360度スピンは「タイヤに熱を入れる新しいテクニック(笑」
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7月2日のF1イギリスGP公式予選を2番手で終えたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、Q3での派手な360度スピンについて「タイヤに熱を入れる新しいテクニック」だったと冗談を飛ばした。
フェルスタッペンはFP3以降の各セッションで最速を刻み続けたものの、肝心の予選Q3の1回目のランでクルマのコントロールを失った。ただ、キッチリ360度回った後にキャッチ。見事なクルマ捌きで体勢を立て直し、無傷で周回を続けた。
フェルスタッペンはこの後の2回目のランでもコース外に飛び出てタイムを失ったが、3本目のラップを決めて後続に1.8秒差の暫定ポールに立った。
ただ、シャルル・ルクレールのスピンにより黄旗が振られたために最終ラップではアクセルを戻さざるを得ず、かつてのチームメイト、カルロス・サインツには1000分の72秒及ばずポールを逃した。
イエローフラッグでポールを逃した
マックス・フェルスタッペン予選: 2位 / FP3: 1位
良い予選だったし、コースは明らかに凄く滑りやすい状況だったけど気持ちよく走れたよ。
Q3での360度スピンは新しいタイヤウォーミング・テクニックだったんだ(笑)まぁ、全体的には良い仕事ができたと思うし、僕らのマシンはレースで強い。
Q3は時として運の巡り合せで決まる事がある。ウェットコンディションだと尚更にね。今日は最終ラップ中に黄旗が出たためにタイムを更新できず、おかげでポールポジションを逃してしまった。
見ての通り、上位争いは本当に熾烈で、フェラーリの連中はかなり手強い。明日も接戦になると思うけど、できれば彼らより前でフィニッシュしたいね。
クルマはウエットでもドライでも調子が良いから、レース中に上手く機能してくれれば優勝のチャンスは十分にあるはずだ。
2022年F1イギリスグランプリ予選ではカルロス・サインツ(フェラーリ)が初のポールポジションを獲得。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)という結果となった。
決勝レースは日本時間7月3日(日)23時にフォーメーションラップが開始され、1周5,891mのシルバーストン・サーキットを52周する事でチャンピオンシップを争う。