ピエール・ガスリー、跳馬を分断し5番手「状況は大きく改善している」F1イギリスGP《予選》
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13日土曜に行われたF1第10戦イギリス予選セッションを終えて、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが週末を振り返り、決勝に向けての豊富と見通しを語った。
ガスリーは予選Q2を中間コンパウンドのミディアムタイヤで突破。Q3ではトップから0.497秒落ちの5番手タイムを記録した。チームメイトとのギャップはコンマ3秒と開いたが、前戦までと比較すれば小さく、フェラーリ勢を分断し、任務を全うした。
週末を通してマックス・フェルスタッペンを上回っていただけに、予選で後塵を拝したのにはやや複雑な思いがあるのだろう。セッションを終えたガスリーは満面の笑みを見せる事はしなかったものの、その表情には充実感が満ちていた。
チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「ピエールはオーストリアGPを終えて、新たな1ページをめくった。今日の最初のセッションを見ても彼のアプローチが変わったことが分かると思う。自分自身とクルマに対する自信を大きく深めている。このコースでは、絶対的な自信が力強い結果をもたらすのだ」と語り、ガスリーが長引く不振から脱却しつつあるとの考えを示した。
状況は大きく改善している
ピエール・ガスリー予選: 5位, FP3: 4位
今週末は大きく前進できていたから、予選できちんと仕事をこなして良いポジションを得ることが何よりも重要だった。プラクティスから良い状態を作れていたし、週末を通して良い仕事が出来ている。満足できるマシンを作り上げて予選に挑むことが出来た。
予選Q3のラップは完璧なものじゃなかったけど、ミディアムタイヤで5番グリッドから決勝をスタートできるんだから満足だよ。このレースウイークでは一貫してポジティブな結果を残せているし、状況は大きく改善しているから、あとは明日の決勝に集中するだけだ。金曜日のレースペースは良かったし、マシンの仕上がりにも自信があるから、明日のレースが本当に楽しみだよ。
ポールポジションはバルテリ・ボッタス。2番手にルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが最前列を独占した。3番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールが続いた。
2019年F1イギリスグランプリ決勝レースは、日本時間14日(日)22時10分から行われ、1周5891mのシルバーストン・サーキットを52周する事で勝敗を決する。