13番手ガスリー「今週末の僕らトロロッソ・ホンダはかなり厳しい状況にある」
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F1第10戦イギリスGP初日プラクティスを終えたピエール・ガスリーは、トロロッソ・ホンダはシルバーストンでかなり難しい立場に立たされてるとの認識を示し、土曜以降の戦いに向けて苦戦を覚悟している事を明かした。
ガスリーは午前のFP1で31周を走り切り、トップから2.517秒遅れの12番手タイムを記録。午後のFP2では、この日搭載していた金曜プラクティス用の使い古したエンジンにトラブルが発生。ライバル勢が軒並み35周程度を走破する中16周の走行に留まり、トップから2.279秒遅れの13番手に終わった。
FP2で10番手につけたシャルル・ルクレール(Sauber)とのタイム差はコンマ3秒弱。6番手フェルナンド・アロンソ(Mclaren)との間にはコンマ5秒のギャップがあり、絶望的とまでは言い難いものの劣勢にあるのは疑いない。とは言え、ガスリー本人はギャップそのものよりも、セットアップの方向性が見出だせなかった事に落胆しているようだ。
チームはグランプリ初日のガスリーのマシンにフェラーリによく似た中空ミラーを搭載。後方気流を改善するための新しいエアロパーツを評価していた。
今週末のトロロッソ・ホンダはかなり厳しい
ピエール・ガスリーFP1: 12位, FP2: 13位
今朝は主に空力関連のテストにフォーカスして、新しいエアロパッケージの理解に努めたんだ。チームにとって有益なデータが収集できてる事を祈るよ。午後の2回目のセッションでは序盤にエンジン関連の問題が発生してしまい、途中でマシンを降りる事になってしまった。残念なことにあまり多く周回できなかった。
現時点では、ここシルバーストンにおける僕らトロロッソはかなり難しい状況にあるように思う。マシンには全く満足できていないし、このトラックでマシンを上手く機能させるためのセットアップも全然見出だせていない。明日に向けて今夜は改善のためにやるべきことが山積みだね。
初日をトップで締め括ったのはスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。2番手につけたメルセデスのルイス・ハミルトンを0.187秒差で退けた。3番手にはトップから0.357秒遅れでバルテリ・ボッタス。ハミルトンの5連覇阻止に向けて、跳馬が上々の仕上がりをみせた。
F1イギリスGP 3回目のフリー走行は、日本時間7月7日(土)19時から、公式予選は同22時からスタートする。