フェルナンド・アロンソ、今季初の5番手は「たった200mで終了…」衝突されたシューマッハは「学んだ」

アルピーヌのフェルナンド・アロンソ、2021年9月4日F1オランダGP予選が行われたザントフォールト・サーキットにてCourtesy Of Alpine Racing

2014年鈴鹿以来のトップ5グリッドに付いたフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)であったが、1周目のターン1でピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)と接触した事でトルコGPを16位で終える事となった。

レースを終えたアロンソは消沈し切った様子で「本当に不運なレースだった。予選は5番手と今季ベストの結果だったが、そのポジションを走ったのは僅か200mだけだった」と力なく苦笑した。

ガスリーはイン側にセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が飛び込んできた事でサンドイッチ状態となり、行き場がなかったと主張したが、スチュワードはこれを退けガスリーに5秒ペナルティと2点のペナルティポイントを科す裁定を下した。

事故直後にアロンソは無線を通して「なんてバカな奴なんだ!ガスリーは!」と声高に非難していたが、クルマを降りた後のトーンは変わっていた。

「この手のコンディションにおけるターン1は何時だって厄介だ。ウェットタイヤを履いて一斉にスタートしたのは今回が初めてだったしね」とアロンソ。

「時としてこういった事は起こり得るものだ。残念ながら、今日はトップ5にいた僕らにそれが起きてしまった」

「悔しいよ。競争力がない時は退屈なレースになってしまうのに、競争力がある時に限って狂ったような天候に見舞われたりクレイジーな事が起こるんだから」

トーンダウンの理由は分からないが、ガスリーとのインシデントを経て16番手に転落したアロンソはその後、キャリアベストの14番グリッドからスタートしたミック・シューマッハ(ハース)と接触。今度は自身が5秒ペナルティを科される事となった。

レースを終えたアロンソは、かつての宿敵であるミハエル・シューマッハの息子をハグし、自身の非を謝罪した。

「ターン4の入口でミックのクルマにぶつけてしまった事は申し訳なく思っている。オーバーテイクを狙ったが、ウエットコンディションでは周囲の状況を確認するのが本当に難しかった」

Courtesy Of Haas

ハースのミック・シューマッハ、2021年10月8日F1トルコGPにて

対するシューマッハは19位フィニッシュと苦い結果に終わったが、冷静で現実的だった。

「タフな状況になる事は分かっていたし、本当の意味での混乱はなかったから、今日の結果はいずれにしても現実的なものだったと思う」とシューマッハは語る。

「今回も多くを学んだ。レースのスタート時に競争力を維持するにはどうすれば良いのかを学んだし、あとはどうやったらもっと上手くやれたのかを分析するだけだ」

「チャンピオンシップ争いをしているわけじゃないし、別に悲しむ理由はない」


10月10日(日)にイスタンブール・パーク・サーキットで行われた2021年F1第16戦トルコGP決勝レースでは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にマックス・フェルスタッペン、3位にセルジオ・ペレスと、レッドブル・ホンダがダブル表彰台に上がる結果となった。

サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を舞台とする次戦アメリカGPは10月23日のフリー走行1で幕を開ける。

F1トルコGP特集

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