F1ハンガリーGP：ハンガロリンクに3箇所のトラックリミット
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国際自動車連盟（FIA）はF1第11戦ハンガリーGPの舞台であるハンガロリンクの計3箇所にトラックリミットを設定し、コース域外走行を厳しく監視する。
FIAレースディレクターのマイケル・マシは週末に先立って発行したイベントノートの中で、トラックリミットの対象となるコーナーを3ヶ所設けた事を明らかにした。
監視されるのはタイム向上を図る上でライン取りが極めて重要なターン4と、第1セクター最後のターン11、そして直角の右コーナー、ターン12の3箇所だ。
いずれも赤白縁石を越えた場合に、全てのセッションで当該ラップタイムが抹消される。ターン11・12に関しては翌周のタイムも無効とされる。
違反が確認されるとレースコントロールはその都度、公式メッセージシステムを介してチームにこれを通知する。決勝レース中に3回のトラックリミットを犯したドライバーには白黒旗が提示され、さらに違反を重ねるとマシからスチュワードに報告が飛ぶ事になる。
ただしライバル車両によってコース外に追いやられたと判断された場合は制裁の対象とはならない。