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F1ストラテジー・グループは、ロンドンのFOM事務所で18日午前に会議を行い、レギュレーションで定められているマシン最小重量制限からドライバーの体重を除外するかどうかについての話し合いを行う。
今季からコックピット保護デバイス”ハロ“が導入される事に伴い、規約で定められているマシン最小重量制限が6kg引き上げられ733kgに改定された。だが、現実の重量増加は15kg程度になると見られており、ニコ・ヒュルケンベルグやセルゲイ・シロトキン等、身長の高いドライバーにとって著しく不利な状況が生まれ兼ねないとの懸念が広がっている。
ドライバーの安全性に関わる問題を除き、規約変更には18人の戦略グループメンバーのうち10人の承認及びF1コミッションの全会一致が必要とされている。マシン最低重量にドライバーの体重を含めるという伝統は、1995年以来続いており、度々論争の的となっている。
ストラテジー会議ではこの他に、マシンへのドライバー名及びカーナンバーの掲載、21年以降のエンジン規約、そして元マクラーレンチーム代表のマーティン・ウィットマーシュのFIA役職の任命、そして元FIA技術代表のマルチン・ブコウスキー移籍騒動等が議題として予定されている。