ピエール・ガスリー、抜群の安定感で今季8度目のTOP6「3度のリスタートは本当に緊張した」
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アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは12月5日に開催されたF1サウジアラビアGP決勝レースで、迫るフェラーリ勢からスタートポジションを守り切って6位フィニッシュを果たした。
2度の赤旗と4度のバーチャル・セーフティーカー(VSC)が導入される荒れた展開となった。1周目に2ポジションダウンと出だしで躓くも、15周目以降は一貫して6番手をキープ。今回も抜群の安定感を見せつけた。
フランツ・トスト代表はこの日のガスリーについて「2回目の赤旗の後に見事に挽回して6番手を取り戻し、そのままチェッカーフラッグまで守り切ってくれた」と評価した。
「今日も素晴らしい走りだった。またもや本当に力強いパフォーマンスを見せてくれた。本当によくやってくれた」
3度のリスタートは本当に緊張した
ピエール・ガスリー決勝: 6位, グリッド: 6番手
フェラーリを抑えてトップ6でフィニッシュして、たくさんポイントを持ち帰る事ができて本当に満足だ。初開催のコースだから難しい週末になるだろうとは思っていたけど、終始、良いパフォーマンスが発揮できたし、今日も良いポジションからスタートできた。
色んな事が起きた本当に長いレースだったから、集中し続けるのが大変だった。それにここのターン1が厄介なのは分かっていたから、3度のリスタートは本当に緊張した。でもチャンスを逃す事なく、最終的に良い結果に結びつけることができたと思う。
12月5日(日)にジェッダ市街地コースで行われた2021年F1第21戦サウジアラビアGP決勝レースでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位にバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果となった。
ヤス・マリーナ・サーキットを舞台とする次戦、シーズン最終F1アブダビGPは12月10日 (金) のフリー走行1で幕を開ける。