ダニール・クビアト、タイヤ戦略噛み合わず少し”悔しい7位”も一貫した速さ「ほぼ完璧、今季最高の週末」
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アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが、現地12月7日(日)に行われたF1第16戦サクヒールGP決勝を終えてレース内容と週末を振り返った。
6番グリッドであった事、メルセデス勢やマックス・フェルスタッペン、シャルル・ルクレールといったライバルが消え落ちていった事を考えると、7位という結果は決して大満足とは言えないようだが、ライバルに対して戦略的に失ったタイムを考慮すれば「悪くはない」という。
実際、フランツ・トスト代表は「もう少し運があれば5位も可能だった」としており、スタートタイヤにソフトを選んだ事がライバルに対してタイムを失う最も大きな要因になったとの認識を示している。
順位 | ドライバー | チーム | 周 | タイム | 点 |
---|---|---|---|---|---|
6 | アルボン | レッドブル | 87 | +13.842s | 8 |
7 | クビアト | アルファタウリ | 87 | +14.534s | 6 |
8 | ボッタス | メルセデス | 87 | +15.389s | 4 |
ほぼ完璧、今季最高の週末
ダニール・クビアト決勝: 7位, グリッド: 6番手
僕としては今週末は本当に好調だったから本当はもっと良い結果を期待していたんだけど、セーフティカーが僕にとって良くないタイミングで出た事を踏まえれば7位は悪くない順位だと思っている。
今日は戦略やタイヤ交換を含めてチーム一丸となって全てを上手くやれたし、昨日の予選は完璧で、今日のレースもほぼ完璧に走れたから、自分のパフォーマンスには満足している。
力強く戦う事ができたし、僕にとっては今季最高の週末になった。ペースも良く中団トップまであとちょっとってところまで近づいていた。僕とカルロス(サインツ、4位)、リカルド(5位)がコンマ数秒差で並んでいた場面もあったし、限界でしのぎを削り合うような本当に楽しいレースだった。価値あるポイントをチームに持ち帰れて良かった。
現地12月7日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットのアウタートラックで行われた2020年F1第16戦サクヒール・グランプリ決勝レースでは、5番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレス(レーシングポイント)が190戦目にして初優勝を飾り、2位にエステバン・オコン(ルノー)、3位表彰台にペレスの僚友ランス・ストロールが滑り込む結果となった。