ピエール・ガスリー、”三重苦”抱え11位「表彰台のチャンスだってあったはずなのに…」

ピットウォールに立つアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー、2020年F1サクヒールGPcopyright Red Bull Content Pool

アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、バーレーン国際サーキットのアウタートラックで行われたF1第16戦サクヒールGP決勝で9番グリッドからスタートするも、ポイント圏外の11位に終わった。

なお、週末を通してガスリーを上回るペースを刻み続けた僚友ダニール・クビアトは、ソフト、ミディアム、ハードと繋ぐ同じピットストップ戦略で7位入賞を果たしている。

順位 ドライバー チーム タイム
10 ランド・ノリス マクラーレン・ルノー 87 +19.541s 1
11 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 87 +20.527s 0
12 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 87 +22.611s 0

87周に及んだ長き戦いを終えてガスリーは、苦戦を強いられたのは「ペース不足」「リアタイヤのオーバーヒート」「アンダーステア」の三重苦に見舞われ、挙げ句の果てにバーチャル・セーフティーカーのタイミングが自身にマイナスに作用したのだと説明した。

表彰台のチャンスだってあったはずなのに…

ピエール・ガスリー決勝: 11位, グリッド: 9番手

今日は厳しいレースだった。ペースが足らず、リアに苦しみ、そして酷いアンダーステアを抱える事になり、思っていたようなドライビングができず仕舞だった。それに輪をかけるようにバーチャル・セーフティカーのタイミングも悪かった。

今日はクレイジーなレースだったし、表彰台に上がった顔ぶれを見れば僕らにも十分チャンスがあっただけに、あの混戦に加われなくてホント残念に思う。

データを分析して、金曜日と比較してどうして今日はこれほど苦しむ事になったのかを、そしてどうすれば良かったのかを理解する必要がある。次戦アブダビGPで好結果を出して最高の形でシーズンを締め括るためにもね。


現地12月7日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットのアウタートラックで行われた2020年F1第16戦サクヒール・グランプリ決勝レースでは、5番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレス(レーシングポイント)が190戦目にして初優勝を飾り、2位にエステバン・オコン(ルノー)、3位表彰台にペレスの僚友ランス・ストロールが滑り込む結果となった。

F1サクヒールGP特集

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