速報:トロロッソ・ホンダ勢の悪夢…僅か5周を走行後、2台揃ってまさかのリタイヤ / F1ロシアGP 決勝
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次戦鈴鹿での日本グランプリを見据えたパワーユニット交換のために、グリッド後方からの巻き返しを狙いF1ロシアGP決勝レースをスタートしたトロロッソ・ホンダ勢であったが、僅か5周を走行したのみでピットへと戻り、同時リタイヤを喫した。
実にミステリアスなダブル・リタイヤであった。混乱なく過ぎたクリーンなオープニングラップを経て、まずはガスリーがターン4で不可解なスピン。その後立て続けにハートレーも同じ様にターン2でスピンを喫した。
チームは即座に2台にピットインを指示。ST13の2台が再びコースインする事はなく、二人はヘルメットを脱いだ。チームは、現時点では原因不明であり詳細な調査を行うと発表。状況から察するにリアブレーキに技術的な問題を抱えていたものと見られている。
ホンダのお膝元での母国レースを前に、トロロッソ・ホンダ勢にとっての9月最終週は悪夢のようなレースウィークと化した。この一件についてトロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、フロントブレーキがオーバーヒートを起こしていたと説明。キャリパー内のピストンの一つがスタックしていたと明かした。