フェルスタッペン、最後尾からの巻き返しに意欲「決勝に向けてのセットアップに自信あり」

レッドブル・ホンダRB16Bに乗るマックス・フェルスタッペン、2021年9月25日F1ロシアGP予選にてCourtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは9月25日のF1ロシアGP公式予選で、2周を走ったのみでピットへと戻り、ノータイム最下位でセッションを終えた。

4基目のICE(内燃エンジン)を含めたパワーユニットの全コンポーネント交換による降格ペナルティで最後尾スタート確定しているため、雨に濡れたリスキーな路面での走行は割に合うものではなかった。

2018年F1ロシアGPでも同じように降格ペナルティで最後尾スタートを強いられたが、この時は最終5位と大きく巻き返した。今週末に関してフェルスタッペンは、3年前よりも難しい戦いを強いられると見ているものの、セットアップには手応えを得ているようだ。

決勝に向けてのセットアップには自信あり

マックス・フェルスタッペン予選: ノータイム / FP3: 中止

予選ではあまり走らないって決めていたんだ。明日は最後尾からのスタートだから、一瞬の出来事や事故のリスクを考えると割に合わないからね。

(予選の)路面コンディションは問題なかったし、グリップも良かった。レースも似たようなコンディションになるんじゃないかな。

チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、クルマのセットアップという点でも良い判断が下させたと思っているし、それに関しては自信がある。

明日は更に中団グループが接近するだろうからトリッキーなレースになると思うけど、全力を尽くしてできるだけ多くのポイントを獲得したい。楽しいレースになると良いね!


ウェットとドライが混在する難コンディションで行われた土曜の公式予選では、ランド・ノリス(マクラーレン)がキャリア初のポールを獲得。2番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手にジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が続く結果となった。

2021年 F1ロシアグランプリ決勝レースは、日本時間9月26日(日)21時にスタート。1周5872mのソチ・オートドロームを53周する事でチャンピオンシップを争う。

F1ロシアGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了