アルファタウリ:自信なく予選に挑みQ3進出果たしたガスリー、赤旗でチャンス潰えたクビアト
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9月26日のF1第10戦ロシアGP公式予選に挑んだスクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーがQ3進出を果たして9番手を獲得した一方、母国グランプリを迎えたダニール・クビアトは赤旗の影響もあり僅差で最終ラウンドの切符を逃し、12番手という結果に終わった。
AT01は初日セッションでレッドブル・ホンダに並ぶほどの強力なレースペースを刻んだ一方、ショートランに課題を抱えていた。そのためチームは、チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズ曰く「ロングランペースを損なう事なくショートランを向上させるため、クルマに幾つかの変更を加え」て2日目に挑んだ。
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | 周 |
---|---|---|---|---|---|---|
9 | ガスリー | アルファタウリ | 1:33.734 | 1:33.139 | 1:33.000 | 21 |
10 | アルボン | レッドブル | 1:33.919 | 1:33.153 | 1:33.008 | 19 |
11 | ルクレール | フェラーリ | 1:34.071 | 1:33.239 | 10 | |
12 | クビアト | アルファタウリ | 1:33.511 | 1:33.249 | 16 |
アルファタウリ:F1ロシアGP予選
ピエール・ガスリー予選: 9位, FP3: 12位
初日のフリー走行は通常と比べてかなり厳しいセッションだったから、今日の結果は本当に嬉しい。
ショートランで自分達が期待するほどのパフォーマンスが引き出せていなかったから、予選に向けて自信がなかったんだ。だから、明日のレースをこのグリッドからスタート出来る事になり本当に満足している。
燃料を積んだ状態でのロングランは好調だったし、バランスも望んだ通りになっているから、クルマはレース向けに上手く突き詰められていると思ってる。
中団グループの他のライバル達はかなり手強いけど、決勝で彼らと戦える事を祈ってる。ここ最近はレースで色々な事が起きているし、明日もチャンスに恵まれる事を期待している。
ダニール・クビアト予選: 12位, FP3: 14位
力強いセッションだったし、このポジションから明日のレースを戦えるのだから、結果にはかなり満足だ。明日はチャンスに溢れた興味深いレースになるだろうから楽しみだよ。
Q2の赤旗は本当にツイてなかった。あれでセッションが中断されなければQ3に進出できたと思う。
今日のクルマのフィーリングは満足できるものだったし、昨日のロングランペースもかなり競争的に見えたから、明日のレースではポイントを懸けて戦うためにあらゆるチャンスを最大限に活かしていくつもりだ。
3ラウンドに渡って行われた予選では、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手にバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続く結果となった。
2020年 F1ロシアグランプリ決勝レースは、日本時間9月27日(日)20時10分にスタート。1周5,872mのソチ・オートドロームを53周する事でチャンピオンシップを争う。