動画:”シューイ”の事を完全に忘れていたリカルドがその事実に気づいた時の実にナイスな表情「なんてこった…最悪だ」
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ダニエル・リカルドがルノー移籍後初の表彰台を獲得した事で、ニュルブルクリンクのポディウムセレモニーには”あのおぞましい光景”が広がるかに思われたが、それは杞憂に終わった。
だがそれは、リカルドが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のプロトコルを遵守したからではなく、あまりにも表彰台に上がるのが久しぶりで単純に忘れていただけであった。
レッドブル時代に7勝を挙げたオーストラリア人ドライバーは、表彰台に上がると毎回、汗ばんだレーシングブーツを脱いで、それにシャンパンを注ぎ飲み干していた。俗に言う”シューイ“だ。
2年ぶりのポディウムにご満悦のリカルドは、レース後のインタビューで「まだシューズを履いているけど、シューイをやろうとは思ってなかったの?」と問われると、絵に書いたような”驚き”の表情を見せてくれた。
「最悪だ…すっかり忘れていた。だってすぐにシャンパンを飲むや否や、マックスがすぐにシャンパンを掛けてきたんだもん」とリカルド。
「それにボトルがキンキンに冷えていたのも初めてだったんだ。いつもはヌルいんだけど、外が寒いせいか今回のはキンキンに冷えていて、…それに気を取られてたんだと思う。…あぁ、なんてこった。悲しいよ」
なおリカルドはその後、モーターホームに戻った後、一人でシューイを楽しんだ。
友人であり、かつてのチームメイトであり、共に今回のF1アイフェルGPの表彰台に上がったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は「ダニエルが表彰台に戻ってきてくれて嬉しいよ」と祝福の言葉を贈った。