ホンダF1、優勝逃すも今季3連続表彰台「タイトルを争う上で大きな意味がある」と田辺TD

2021年5月2日のF1ポルトガルGP表彰台に上がるレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンCourtesy Of Red Bull Content Pool

惜しくも優勝を逃す結果に終わったものの、ホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクターは5月2日に開催されたF1ポルトガルGP決勝レースを終えて、今季3戦連続での表彰台獲得はタイトル争いを続けていく上で大きな意味を持つとの考えを示した。

3番グリッドのレッドブル、マックス・フェルスタッペンは序盤のリスタートでルイス・ハミルトン(メルセデス)を交わして2番手に浮上するも、10周目の終わりにオーバーステアに見舞われポジションを奪還された。

だが、バルテリ・ボッタス(メルセデス)をアンダーカットすべく35周目にハードタイヤに交換。これを成功させて優勝したハミルトンに続く2位表彰台を飾った。

セルジオ・ペレスは第一スティントを51周目まで引っ張る大役を担いフェルスタッペンを援護。最終4位という堅実な結果を手にしてDriver of the Dayに選ばれた。

アルファタウリ・ホンダ勢はレースペースが上がらず苦しい争いを強いられたが、9番グリッドのピエール・ガスリーがファイナルラップを目前にカルロス・サインツ(フェラーリ)を交わしてポイント圏内に浮上。10位入賞を飾った。

角田裕毅は1周目に2ポジションダウンの16番手に後退。ミディアムスタートながらも21周目という早い段階でピットストップを行い最後尾にまで下がったが、最終的に15位フィニッシュで週末を終えた。

順位 ドライバー タイム
2 マックス・フェルスタッペン 66 +29.148s 18
4 セルジオ・ペレス 66 +39.735s 12
10 ピエール・ガスリー 66 +76.463s 1
15 角田裕毅 65 +1 lap 0

ドライバーズランキング首位を走るハミルトンと2位フェルスタッペンとの差は拡大したが、一貫して結果を残す事でその差を8ポイントに抑えている。

Honda:F1ポルトガルGP決勝

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

今日はレッドブル・ホンダのフェルスタッペン選手が予選結果から1つポジションを上げて2位表彰台、ペレス選手はグリッドポジションを維持して4位を獲得しました。

特にフェルスタッペン選手は、昨日の予選でポールポジションを逃したことも影響しての2位ですので、当然勝ちたかったというのが本音ですが、シーズン初戦から確実に表彰台でフィニッシュしてポイントを獲得できていることは今後のチャンピオンシップ争いを考慮すると大きな意味があったと思っています。

スクーデリア・アルファタウリ・ホンダにとっては過去2戦と比較して難しいレースになりましたが、そんな中でもガスリー選手が粘り強い走りで10位入賞を果たしました。

角田選手にとっては厳しいレース週末になりましたが、タイヤに熱が入りにくくスリッピーなコンディションでの予選 、レースを経験したことで、今後に向けて多くのことを学んでくれたのではないかと考えています。

来週にはまたすぐにスペインでのレースがやってきます。限られた時間の中ではありますが、十分に準備をして臨みたいと思います。


5月2日(日)にアルガルベ・サーキットで行われた2021年F1第3戦ポルトガルグランプリ決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が逆転の通算97勝目を上げた。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。3位表彰台にはポールシッターのバルテリ・ボッタス(メルセデス)が滑り込んだ。

次戦スペインGPは1週間後の5月9日にカタロニア・サーキットで決勝レースが行われる。

F1ポルトガルGP特集

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