来季レッドブル・ホンダ残留に向けて後がないアルボン、僚友に周回遅れの12位「タイヤの熱入れに苦戦した」
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F1第12戦ポルトガルGP決勝レースに挑んだレッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、同じRB16を駆るチームメイトのマックス・フェルスタッペンに周回遅れにされ、スタートポジションの6番手から大きく後退する12位で週末を終えた。
クリスチャン・ホーナー代表が示唆するように、アルボンが来季レッドブル・ホンダのシート足る価値を証明するためのチャンスは今回のアルガルベと次戦イモラの2レースしか残されていない。2021年の契約を巡る状況は全く楽観視できない。
順位 | ドライバー | チーム | 周 | タイム | 点 |
---|---|---|---|---|---|
11 | ライコネン | アルファロメオ | 65 | +1 lap | 0 |
12 | アルボン | レッドブル | 65 | +1 lap | 0 |
13 | ノリス | マクラーレン | 65 | +1 lap | 0 |
僚友に対して周回遅れの12位「タイヤの熱入れに苦戦した」
アレックス・アルボン決勝: 12位, グリッド: 6番手
序盤からグリップに苦労し、本当に厳しいレースだった。クルマには速さがあったと思うけど、トラフィックに巻き込まれてしまい、本来のペースを発揮することができなかった。
スタートも上手くいかず、最初の3周はタイヤに熱が入らなくてフロントがロックしっぱなしだった。一旦タイヤに熱が入って以降は感触が改善したけど、ここ最近はタイヤの熱入れに苦労していて、その度にトラフィックに巻き込まれてしまう展開ばかりだ。一度DRSトレインに巻き込まれてしまうと、オーバーテイクは難しい。
2ストップ作戦に切り替えて巻き返しを狙ったけど、後から振り返ればベストな戦略じゃなかったかもしれない。
今日のレースや週末全体から学ぶべき点を見つけ出して、次のイモラでは良いパフォーマンスが発揮できるように頑張りたい。
10月25日(日)にアルガルベ・サーキットで行われた2020年F1第12戦ポルトガル・グランプリ決勝レースでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続く結果となった。
復活のイモラ・サーキットで行われる次戦エミリア・ロマーニャGPは、1週間後の10月31日、11月1日の2日間に渡って開催される。