セルジオ・ペレス、”不満の4番手”も表彰台のチャンスあり「メルセデスにプレッシャーを掛けていく」
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レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは5月1日のF1ポルトガルGP公式予選で、僚友マックス・フェルスタッペンと並ぶ2列目4番グリッドを手にした。
Q1のターン4でオーバーステアに見舞われグラベルに飛び出てしまい、イエローフラッグが振られる場面もあったが、ペレスはその後、堅実にタイムを残してラウンドを進んでいき、最終的に見事リカバリーしてみせた。
初日を終えて「ポールポジションも狙える」としていただけに不本意な結果となったようだが、レースでの挽回のチャンスはあるとして、ペレスはメルセデスにプレッシャーを掛けて表彰台を狙っていくと意気込む。
Pos | Driver | Team | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|
3 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:19.485 | 1:18.650 | 1:18.746 |
4 | ペレス | レッドブル | 1:19.337 | 1:18.845 | 1:18.890 |
5 | サインツ | フェラーリ | 1:19.309 | 1:18.813 | 1:19.039 |
メルセデスにプレッシャーを掛けていく
セルジオ・ペレス予選: 4位, FP3: 4位
僕の方はあまり良い予選にはならなかった。リズムを掴むのに凄く苦労してしまい、ラップタイムは満足いくものとはならなかった。バランスにも満足できず、かなり苦労したから、この位置で終わってしまって残念に思う。
このコースはタイヤが全てで、適切な温度に入れ込むのが本当に難しいんだ。ウォームアップではアウトラップ、ビルドラップ、プッシュラップとあらゆる事を試してみたけど、どれも上手くいかなかった。
風の影響でコンディションがより厄介な状態になった事でメルセデスの方が利を得たのかもしれない。
とは言えスタートポジションとしては悪くないし、レースでは何が起こるか分からないからチャンスはある。
僅差の戦いになるだろうから楽しみだよ。メルセデスにプレッシャーをかけて、表彰台を目指して戦っていきたい。
ポールポジションはバルテリ・ボッタス。2番手にルイス・ハミルトンが続いた事でメルセデスが今季初のフロントロー独占を果たした。セカンドローにはマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのレッドブル・ホンダ勢が続く。
2021年F1ポルトガルグランプリ決勝レースは、日本時間5月2日(日)23時にスタートの時を迎える。1周4684mのアルガルベ・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。