大混戦の予兆?ルクレール最速連取もコンマ1秒以内にひしめくトップ3、中団も激戦模様 / F1オランダGP《FP3》結果とダイジェスト

フェラーリF1-75を駆りザントフォールト・サーキットを周回するシャルル・ルクレール、2022年9月3日F1オランダGP FP3Courtesy Of Ferrari S.p.A.

イベント2日目を迎えたザントフォールト・サーキットで2022年F1第15戦オランダGP土曜3回目のフリー走行が9月3日に1時間に渡って行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分11秒632のトップタイムを記録した。

FP2に続いて全20台のトップに立った形だが、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が1000分の66秒差の2番手、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が0.161秒差の3番手につけており、予選での手に汗握る三つ巴戦に期待が高まる。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

ザントフォールト・サーキットを周回するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2022年9月3日F1オランダGP FP3

フェルスタッペンは初日セッションの半分近くをギアボックストラブルで失い8番手と、母国での滑り出しで後手に回ったが、一夜明けてのFP3の1発目の走行でいきなり金曜の全体ベストを更新。強烈な印象を残した。

レッドブルがクルマを上手く合わせ込んできたであろう事は、初日12番手止まりであった僚友セルジオ・ペレスが6番手をマークした事にもうかがえる。

ただ、カルロス・サインツが4番手、ルイス・ハミルトンが5番手と、フェラーリ及びメルセデスも着実に上位に食い込んでいる。

フェラーリは高速コーナーでのアンダーステア解消に向け、セットアップ作業に取り組んだ。ルクレールはフロントサスペンションを交換した関係で走行時間を失った。

トップ3チームに次ぐ「ベスト・オブ・ザ・レスト」の7番手はフェルナンド・アロンソ。週末全プラクティスでのトップ10入りを決めた。

対照的に、アロンソと同じ様に初日に印象的な速さを見せたマクラーレン勢は、ランド・ノリスが10番手、ダニエル・リカルドが17番手と後退した。オイル漏れで走行をロスした初日のリカルドに続き、FP3ではノリスがガレージに籠もる時間が多かった。

トップ6の争いもさることながら、中団上位の争いも極めて熾烈だ。8番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)から13番手アレックス・アルボン(ウィリアムズ)までのギャップは僅か0.284秒。僅かなミスが結果を大きく左右しかねない状況だ。

このパックの中にはアルピーヌやマクラーレン、アストンマーチンに加え、9番手にミック・シューマッハ、11番手にケビン・マグヌッセンを送り込んできたハース勢が加わる。

アルファタウリとアルファロメオは蚊帳の外に置かれた。

アルファタウリの最上位は15番手タイムを刻んだピエール・ガスリー。チームメイトの角田裕毅に0.21秒差をつけて16番手に抑えたが、中団上位とはコンマ3秒の開きがある。

なおガスリーは、ターン9でトラックサイド・ボードに衝突し、これを破壊する場面もあった。

全3ラウンド、計1時間が予定される2022年F1オランダGP公式予選は、日本時間9月3日(土)22時からザントフォールト・サーキットにて行われる。

2022年F1第15戦オランダGPフリー走行3(FP3)リザルト

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:11.632 19
2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:11.698 +0.066 23
3 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・RBPT 1:11.793 +0.161 22
4 55 カルロス・サインツ フェラーリ 1:11.971 +0.339 16
5 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:12.156 +0.524 24
6 11 セルジオ・ペレス レッドブル・RBPT 1:12.176 +0.544 28
7 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ・ルノー 1:12.327 +0.695 16
8 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン・メルセデス 1:12.491 +0.859 24
9 47 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 1:12.558 +0.926 14
10 4 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:12.591 +0.959 17
11 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 1:12.606 +0.974 14
12 18 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 1:12.773 +1.141 18
13 23 アレックス・アルボン ウィリアムズ・メルセデス 1:12.775 +1.143 17
14 31 エステバン・オコン アルピーヌ・ルノー 1:13.003 +1.371 19
15 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・RBPT 1:13.046 +1.414 22
16 22 角田裕毅 アルファタウリ・RBPT 1:13.256 +1.624 22
17 3 ダニエル・リカルド マクラーレン・メルセデス 1:13.299 +1.667 19
18 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ・フェラーリ 1:13.359 +1.727 14
19 24 周冠宇 アルファロメオ・フェラーリ 1:13.421 +1.789 13
20 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 1:13.625 +1.993 21

コンディション

天気晴れ
気温23℃
路面温度31℃

セッション概要

グランプリ名 F1オランダGP
セッション種別 フリー走行3
セッション開始日時

サーキット

名称 ザントフォールト・サーキット
設立 1948年
全長 4307m
コーナー数 14
周回方向 時計回り

F1オランダGP特集

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