アイルトン・セナの半生を描くNetflixドキュメンタリーの製作が決定

F1マシンのコックピットに座るマクラーレン・ホンダのアイルトン・セナCourtesy Of McLaren

NETFLIXブラジルは9月3日、同国出身の伝説的F1ドライバー、アイルトン・セナ(1960年~1994年)の半生を描いた初のフィクションドラマの制作を発表した。全8話で構成され英語とポルトガル語で収録が行われる。公開は2022年が予定される。

本シリーズは3度のF1ワールドチャンピオンのレースキャリアだけでなく、プライベートや家族との関係にまで切り込むもので、フォーミュラ・フォード1600参戦のために渡英した1981年から、悲劇的な事故によって命を落とした1994年のF1サンマリノGPまでのセナが描かれる。

制作はGullaneプロダクション。姉ヴィヴィアン・セナを始め、家族の積極的な協力を取り付けた。撮影隊はセナが育ったサンパウロの家や、セナと馴染み深い世界各地のさまざまなロケーションにカメラを持ち込む。

ヴィヴィアン・セナは「ごく一部の人しか知らない彼の物語を伝える事ができる事は非常に特別なことです」とのコメントを寄せた。

また本作のディレクターを務めるマリア・アンジェラ・デ・ジーザスは「セナはサンパウロから旅をスタートさせ、その後、世界の頂点に立ちました。そんな感動的な軌跡を世界各国のファンの皆さんにお届けできることを光栄に思います」と語った。

アイルトン・セナを題材としたドキュメンタリーとしては、アシフ・カパディアが監督を務めた2010年公開の映画「アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ」がある。

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