2024年F1モナコGP《決勝》ハイライト動画:衝撃の第1周4台リタイヤ、ルクレール感動の母国初優勝
Published: Updated:
5月26日(日)にモンテカルロ市街地コースで行われたFIA-F1世界選手権第8戦モナコGP決勝レースでは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポール・トゥ・ウインで悲願の母国初優勝を飾った。角田裕毅(RB)は8位入賞を果たした。
決勝:ハイライト動画
1周目にハース勢とセルジオ・ペレス(レッドブル)が絡む多重クラッシュが発生した事で、レースは早々に赤旗中断を余儀なくされた。
カルロス・サインツは(フェラーリ)1周目の接触でパンクによる停車を強いられたが赤旗に救われ、ポジションそのままにレースに復帰。オスカー・ピアストリ(マクラーレン)に次ぐ3位でフィニッシュし、フェラーリがダブル表彰台に上がった。
トンネルへと向かうポルティエでは、オコンがアルピーヌの僚友ガスリーのイン側に突っ込み、ホイール同士がぶつかった事でオコンが宙高く舞い上がった。オコンはこの一件で10秒ペナルティを受けたが、リタイヤにより消化できないため、次戦カナダGPでこれに代わって5グリッド降格ペナルティが科されることとなる。
角田裕毅はスタートポジションを守り切り、8位フィニッシュによって3戦連続入賞を果たした。伝統のモナコGPで日本人ドライバーが入賞したのは2011年に5位を獲得した小林可夢偉以来13年ぶり。入賞はスプリントを含めて今季6回目だ。
ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットを舞台とする次戦FIA-F1世界選手権第9戦カナダGPは6月8日のフリー走行1で幕を開ける。