ピエール・ガスリー「その価値はあったね!」リスクを取った”肉弾疾走”でアルピーヌ今季初のQ3

10番手を刻みシーズン初のQ進出を果たした予選を経てインタビューに応じるピエール・ガスリー(アルピーヌ)、2024年5月25日F1モナコGPcopyright FORMULA 1

2024 F1第8戦モナコGP公式予選で10番手をマークしたピエール・ガスリー(アルピーヌ)は、「かなりのリスク」を取った価値があったと笑顔を見せた。

Q1を8番手タイムで突破したガスリーは、Q2で驚きの5番手をマーク。アルピーヌのチームメイトであるエステバン・オコンをトップ10から蹴落とし、今季初のQ3進出を果たした。

Q3では更に上を狙っていたのでは?と問われるとガスリーは「信じられない位に最高だよ! 今年初めてチームとしてQ3に進出できたんだから」と答えた。

「ここに来る前からチャンスのあるトラックだと分かっていたんだ。かなりのリスクを取った。何度も壁に接触したけど、それだけの価値はあったね!」

「トップ10に入るためには全力を尽くさなきゃならなかった。やり遂げる事ができて本当に満足だよ」

「ただQ3では少し行き過ぎてシケインで壁に触れてしまい、パンクしてしまったから、真っ当なラップはできなかったけどね。でも全体的には、Q3に戻ってこれて本当に満足してる」

モンテカルロ市街地コースはオーバーテイクがほぼ不可能だ。ポイント圏内からのスタートは、アルピーヌにとってマイアミに続く今季2回目の入賞の大きなチャンスとなる。

「モナコで如何に予選の重要性が大きいか分かっているから、良いポジションを確保できて本当に嬉しいよ」とガスリーは語る。

「今日は本当に良いパフォーマンスを発揮できたし、これからは明日に向けて集中して、ポイントを獲得できるように頑張るつもりだ」


2024年F1モナコGP予選ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得。2番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)が続く結果となった。

決勝レースは日本時間5月26日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周3340mのモンテカルロ市街地コースを78周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

F1モナコGP特集

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