フェルスタッペン、幻のポール「本当に悔しい、でも決勝で巻き返せる」 F1メキシコGP《予選》
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3グリッド降格を受け、ポールポジションを失ったマックス・フェルスタッペンは「本当に悔しい」と語る一方で、エルマノス・ロドリゲスでのRB15には、挽回できるだけの速さが備わっているとして、決勝レースでのフェラーリとの接戦を予想した。
F1第18戦メキシコGP公式予選に挑んだレッドブル・ホンダのフェルスタッペンは、1分14秒758の全体ベストをマーク。キャリア2度目のポールポジションを獲得したかに思われた。だが、Q3で発生したバルテリ・ボッタスのクラッシュに伴う黄旗を無視した疑いがかかり、セッション終了後に審議が行われ、3グリッド降格と2点のペナルティポイントを科された。
「グリッドペナルティを受ける事になってしまい本当に悔しい」とフェルスタッペン。裁定が下った後にコメントを発表した。
「フェラーリは明日のレースで凄く速いだろうから、(逆転のためには)タイヤライフが重要な鍵を握ることになると思うけど、僕らには本当に素晴らしいレースカーがあるから、接戦に持ち込めるはずだ」
フェルスタッペンは27日のレースを、フェラーリ2台とルイス・ハミルトン(Mercedes)に続く4番グリッドからスタートする。
フェルスタッペン:F1メキシコGP予選
マックス・フェルスタッペン予選: 1位, FP3: 6位
(裁定前のコメント)
これまでのところ、本当に良い週末になっているし、すべてのセッションを通してラップタイムを改善させる事が出来ている。ここでドライブを楽しんでるよ。
今日のような良いパフォーマンスを発揮するためには、当然のことではあるけど、すべてを上手くまとめ上げる必要がある。ポールを手に入れることができて本当に嬉しい。最近のフェラーリの勢いを考えると、正直なところ、ポールを取れるとは思ってなかったからね。クルマは本当に良く機能していた。
直近の3戦は、僕らにとって少しまとまりのないレースが続いていたけど、諦めたりせずにチーム全員がプッシュし続け、より良くなるためにどうすれば良いかを、みんなが頑張って理解しようとし続けてくれた。チームに心からのお礼を言わなきゃね。今週末はその懸命な努力が報われ、良いマシンを手にする事が出来たんだ。
2019年F1第18戦メキシコグランプリ決勝レースは、日本時間10月27日(日)28時10分から行われ、1周4304mのエルマノス・ロドリゲス・サーキットを71周する事で勝敗を決する。