フェルスタッペン、”文句なし”の2番手も「フェラーリとポールを争うのは無理」と白旗 / F1メキシコGP《初日》
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F1第18戦メキシコGP初日プラクティスを2番手タイムで終えたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、ポールポジションを懸けて予選でスクーデリア・フェラーリ勢と競い合うは難しいと述べ、フロントロウ獲得は現実的とは言えないとの見解を示した。
フェルスタッペンは午前のFP1で17周を走り3番手。午後の2回目セッションでは、37周を走り込んだ上で、第1・第2セクターでファステストを刻み、最速をマークした跳馬のセバスチャン・ベッテルに0.115秒と迫る2番手タイムを記録した。
フェラーリとポールを争うのは無理
マックス・フェルスタッペンFP2: 2位, FP1: 3位
今日はとても良い一日だった。クルマについて、かなりの量のテストが出来たし、一日を通してマシンを改善させて、最終的に満足できるマシンバランスに仕上げる事ができた。もちろん、まだ改善すべき点はあるけど、第2セクターと第3セクターがパープル(全体の最速タイム)だったんだから文句は言えないよね。
現実的に言えば、フェラーリとポール争いをする事はできないと思う。フェラーリはストレートで速すぎるし、その分を埋め合わせできる程、十分なコーナーはないしね。でも、ロングランに関しては同じスピードレンジにいるみたいだし、その点はポジティブだ。今の僕らが集中して取り組むべきははレースペースだ。もしタイヤを上手くマネジメントできれば、接戦に持ち込めると思う。
初日をトップで締め括ったのはセバスチャン・ベッテル(Ferrari)。2番手マックス・フェルスタッペン(Red Bull)を0.115秒差で退けた。3番手には0.465秒遅れでシャルル・ルクレール(Ferrari)が続いた。
2019年F1メキシコグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間10月26日(土)24時から25時まで、公式予選は同27時から1時間に渡ってエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。