F1スペイン:マクラーレンのホスピタリティで火災、避難騒動

カタロニア・サーキットを周回するアルピーヌA524、2024年6月21日F1スペインGPフリー走行Courtesy Of Alpine Racing

F1スペインGPの3回目のフリー走行の直前にマクラーレンのホスピタリティで火災が発生した。チームメンバー全員が無事に避難し、セッションは予定通り行われた。

現地午後12時過ぎに消防隊が現場に到着。消火活動が行われた。少なくとも2名が煙を吸い込んで治療を受けたと見られているが、チームによるとメンバー全員が無事に避難したという。

報道によるとマクラーレンの隣にホスピタリティを構えるピレリのモータースポーツ部門を率いるマリオ・イゾラも消化器を手にこれに加わった。イゾラは母国イタリアで長年にわたり、命を懸けて救急隊員のボランティア活動に従事している。

電気火災が発生したとみられるが、詳細はまだ分かっていない。

幸いにも最終プラクティスは滞りなく進められ、火災の発生を受け避難したチームメンバーの一人、ランド・ノリスは2番手タイムを刻んだ。

既に鎮火しているが、マクラーレンのホスピタリティの隣にある関係上、P3を終えてピレリとアルピーヌのホスピタリティも立ち入りが制限されている。予選への影響は分かっていない。

最近では2019年のF1バルセロナ合同テストに際してマクラーレンのピットガレージで火災が発生し、3名のチームスタッフが負傷する出来事があった。

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