2024年F1日本GP《決勝》ハイライト動画:8分で振り返る桜咲く鈴鹿での数々の追い抜きと角田裕毅の母国初入賞
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ホンダのお膝元、鈴鹿サーキットで行われた2024年FIA-F1世界選手権第4戦日本GPでセンターポディウムに立ったのはマックス・フェルスタッペンだった。
3年連続のポール・トゥ・ウインを達成し、僚友セルジオ・ペレスが2位でチェッカーを受けたことで、レッドブルは1-2フィニッシュを飾った。前戦ウィナーのカルロス・サインツ(フェラーリ)は3位フィニッシュを果たした。
角田裕毅(RBフォーミュラ1)は10位でフィニッシュし、母国レースで初めてポイントを獲得した。
決勝:ハイライト動画
昨年同様、オープニングラップで接触事故が発生し、ダニエル・リカルド(RBフォーミュラ1)とアレックス・アルボン(ウィリアムズ)が早々に姿を消す波乱の滑り出しとなった。クルマの回収とバリアの修復のために、約28分間に渡って赤旗中断となった後、レースはスタンディングスタートで再開された。
選択コンパウンド、ピットストップ回数およびタイミングを含めて戦略が多様化した事で、デグラデーションの差を利用したオーバーテイクが数多く見られるエキサイティングなレースとなった。
前日の予選で3戦連続のQ3進出を達成し、10番グリッドからレースに臨んだ角田裕毅は、スタートタイヤの違いや戦略によってポジションを失う厳しい序盤を強いられたが、ピットクルーの見事なタイヤ交換作業によって一気に3台のライバルを抜き去りポイント圏内に復帰すると、前戦に続く入賞を果たした。
上海インターナショナル・サーキットを舞台とする次戦FIA-F1世界選手権第5戦中国GPは4月19日のフリー走行1で幕を開ける。