混沌過ぎる…罰則乱舞のF1イタリアGP公式グリッド、角田裕毅含む9名が降格

モンツァ・サーキットのホームストレートとグランドスタンド、2022年9月10日F1イタリアGPCourtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

角田裕毅(アルファタウリ)を含む9名の予選リザルトに降格ペナルティが反映されたため、2022年のF1第16戦イタリアGPのスターティング・グリッドはスパを超える今季最大の変更が加えられた。

ベルギーGPでは8名がパワーユニット交換に伴うグリッド降格を消化したが、同じ様にオーバーテイクが容易なモンツァでは以下の9名が予選を前に、既に処分を受ける事が決まっていた。

F1イタリアGP 降格者一覧
ドライバー 降格数 理由
マックス・フェルスタッペン 5 PU交換
エステバン・オコン 5 PU交換
セルジオ・ペレス 10 PU交換
バルテリ・ボッタス 15 PU交換
ケビン・マグヌッセン 15 PU交換
ミック・シューマッハ 15 PU交換
ギアボックス交換
ルイス・ハミルトン 最後尾 PU交換
カルロス・サインツ 最後尾 PU交換
ギアボックス交換
角田裕毅 最後尾 PU交換
戒告処分
黄旗無視

9名の中で最もポジションを失ったのは予選3番手のサインツで、18番グリッド(15ダウン)に下がった。

逆にライバルの不幸で最もゲインしたのはニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)とセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)で、各々6ポジションアップの10番・11番グリッドに着く。

2022年F1イタリアGPスターティンググリッド

ペナルティ適用後の公式スターティンググリッドは以下の通り。

Pos No Driver Team Qualifying
1 16 C.ルクレール フェラーリ 1(-)
2 63 G.ラッセル メルセデス 6(+4)
3 4 L.ノリス マクラーレン・メルセデス 7(+4)
4 3 D.リカルド マクラーレン・メルセデス 8(+4)
5 10 P.ガスリー アルファタウリ・RBPT 9(+4)
6 14 F.アロンソ アルピーヌ・ルノー 10(+4)
7 1 M.フェルスタッペン レッドブル・RBPT 2(-5)
8 45 N.デ・フリース ウィリアムズ・メルセデス 13(+5)
9 24 周冠宇 アルファロメオ・フェラーリ 14(+5)
10 6 N.ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 16(+6)
11 5 S.ベッテル アストンマーチン・メルセデス 17(+6)
12 18 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス 18(+6)
13 11 S.ペレス レッドブル・RBPT 4(-9)
14 31 E.オコン アルピーヌ・ルノー 11(-3)
15 77 V.ボッタス アルファロメオ・フェラーリ 12(-3)
16 20 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ 19(+3)
17 47 M.シューマッハ ハース・フェラーリ 20(+3)
18 55 C.サインツ フェラーリ 3(-15)
19 44 L.ハミルトン メルセデス 5(-14)
20 22 角田裕毅 アルファタウリ・RBPT 15(-5)

F1イタリアGP特集

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