11番手ダニール・クビアト「モンツァの予選はスリップストリームを奪い合うゲームだった」

ヘルメットを締めるアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアト、2020年F1イタリアGP予選にてcopyright Red Bull Content Pool

5日(土)のF1イタリアGP公式予選を11番手で終えたアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、モンツァ・サーキットで行われたグリッド争いを「スリップストリームを奪い合うゲーム」と形容した。

予想されていたように、予選では各車がトウを得ようとするあまり、最終パラボリカに”悪夢”のようなトラフィックが発生。レースさながらのポジション争いが勃発した。あまりの混雑ぶりに、特にQ1の最終アタックでは数多くのマシンがタイムを更新できず、無線には憤りと不満を爆発させる怒号が飛び交った。

Pos Driver Team Q1 Q2 Q3 Laps
10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:20.145 1:19.909 1:20.177 20
11 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 1:20.307 1:20.169 14
12 エステバン・オコン ルノー 1:20.747 1:20.234 12

スリップストリームを争うゲームになってしまった

ダニール・クビアト予選: 11位, FP3: 13位

今日の予選はスリップストリームを奪い合うゲームになってしまい、それが明暗を分けるような展開だった。ケビン(マグヌッセン)が僕の目の前でコースオフしてしまったため、少しアクセルを戻さなきゃならず、スリップストリームを失いタイムを伸ばす事が出来なかった。

それでも11番手スタートにはポイント争いのチャンスがあるし、まだチャンスは幾らでもある。


ポールポジションはルイス・ハミルトン。2番手にバルテリ・ボッタスが続きメルセデスがフロントローを独占。3番手にはカルロス・サインツ(マクラーレン)が並ぶ結果となった。

2020年F1イタリア・グランプリの決勝レースは、日本時間9月6日(日)22時10分にスタート。1周5,793mのモンツァ・サーキットを53周する事でチャンピオンシップを争う。

F1イタリアGP特集

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