インディカー、2020年カレンダーを再改定…COVID-19の影響で3レースが新たに中止
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NTTインディカー・シリーズは米国インディアナポリス現地7月27日(月)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で3つのイベントを新たに中止すると発表した。
中止となるのは、9月13日に予定されていたオレゴン州のポートランド・インターナショナル・レースウェイでの第10戦と、9月19~20日に予定されていたカリフォルニア州のウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカでのダブルヘッダー、第11戦及び第12戦の計3レース。両地域は共に新型コロナウイルスの流行が拡大しており、当局による規制が強化されている。
インディカー・シリーズによると、イベント中止の決断はイベントプロモーターと共同で下したものであり、2021年に再び同サーキットでレースを行う予定だという。
改訂版カレンダーには14戦が並んでいたが、3戦を失うと11戦に減少する。そこでインディカーはラグナセカとポートランドの穴を埋めるべく、既に開催が予定されているミッドオハイオ、ゲートウェイ、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースでのイベントを全てダブルヘッダーとして執り行い、年間14戦を確保する。
ペンスキー・エンターテインメント社のマーク・マイルズ社長兼CEOは「今年のロード・アメリカとアイオワ・スピードウェイでのエキサイティングなダブルヘッダーはファンに大変好評だった。シリーズの中で最もエキサイティングな3つのレース場で、ワールドクラスのエンターテイメントを提供できることを楽しみにしている」との談話を発表した。
ラウンド | 日程 | 開催地 | 種別 |
---|---|---|---|
第1戦 | 6月6日 | テキサス | オーバル |
第2戦 | 7月4日 | インディアナポリス | ロード |
第3戦 | 7月11日 | ロード・アメリカ | ロード |
第4戦 | 7月12日 | ロード・アメリカ | ロード |
第5戦 | 7月17日 | アイオワ | オーバル |
第6戦 | 7月18日 | アイオワ | オーバル |
第7戦 | 8月8日 | ミッド・オハイオ | ロード |
第8戦 | 8月9日 | ミッド・オハイオ | ロード |
第9戦 | 8月23日 | インディ500 | オーバル |
第10戦 | 8月29日 | ゲートウェイ | オーバル |
第11戦 | 8月30日 | ゲートウェイ | オーバル |
第12戦 | 10月2日 | インディアナポリス | ロード |
第13戦 | 10月3日 | インディアナポリス | ロード |
第14戦 | 10月25日 | セント・ピーターズバーグ | 市街地 |