4番手セルジオ・ペレス、体調不良でストロールの後塵を拝す「目眩でフラフラしていた」
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レーシングポイントF1チームのセルジオ・ペレスは、4番グリッドを獲得した第3戦F1ハンガリーGPを終えて、体調が悪く、万全な状態で予選に挑めなかったと明かした。
予選を終えてメディアセッションに臨んだペレスの顔に笑みはなく「ハッピーに見えないけど?チームメイトに負けたから?」と問われると、「いや、そういうわけじゃないんだ」と顔をそむけながらためらいがちに答えた。
「実は予選中は体調が100%じゃなくて、セッションを通してフラフラしていたんだ。理由はよく分からない。フィジオに相談して診てもらうつもりだけど、多分明日は大丈夫だと思う」
ペレスは最終Q3の最初のアタックの際にターン4で膨らんでしまい、コースリミットによってタイムを抹消されてしまったが、その後は挽回して4番手タイムを記録。僚友ランス・ストロールの後塵を拝したものの、シッカリと2列目を確保した。
「セカンドロウを獲得できたのはチーム全員にとって素晴らしい結果だ。4番手という結果には満足してるけど、もっと良いラップが刻めたかもとも感じている」とペレスは語る。
「でも重要なのは、今週末の勢いをキープし、全てのセッションで力強いペースを示せた事にある。決勝でも同じように走れれば、ビッグリザルトを狙えるはずだ」
「明日は望み通りミディアムタイヤでレースをスタートできる。これを実現できるだけのスピードがあった事が誇らしい。明日はこれに見合う結果を残したい」
2戦を終えて、レーシングポイントは現在コンストラクターズランキングで4位につけており、予選7位と13位に留まったレッドブル・ホンダに対して5ポイントのリードを築いてる。
オトマー・サフナウアー代表は2列目独占という結果について「最高の気分だ」と述べ、ミディアムコンパウンドでのスタートを武器に戦略を駆使して戦いたいと意気込んでいる。