ルイス・ハミルトン、新型コロナ陽性でF1サクヒールGPを欠場
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陽性反応が確認されたことで、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがバーレーン・インターナショナル・サーキットのアウタートラックで開催されるF1第16戦サクヒールGPを欠場する事が決まった。
既に今季チャンピオンシップを決めている7度のF1ワールドチャンピオンは第15戦が開催された先週、計3回のPCR検査を受けたがその全てで陰性が確認されていた。なお3回目の検査に関しては、F1が定めている標準的なレース週末の検査プログラムの一環として、決勝レースが行われた日曜午後に実施されている。
この日のレースで今季10勝目を飾ったハミルトンだが、翌朝に軽度の症状に見舞われた。現地バーレーンに向かう前に接触していた人物が新型肺炎検査で陽性と判明した事で、ハミルトンは追加で検査を受けたところ陽性が確認され、再検査も陽性であった事から、バーレーンでの第2レースを欠場する事となった。
現在ハミルトンはCOVID-19プロトコル並びに現地バーレーン保健当局の指示に従い隔離されているが、メルセデスによると概ね体調は良好との事だ。バーレーンのガイドラインでは10日間の隔離を義務付けている事から、理論的には2週間後に控える最終アブダビGPでの復帰は可能と見られる。
なお代役ドライバーについては追って発表される。チームの公式リザーブドライバーはストフェル・バンドーンが務めている。